コチョウラン花散歩

コチョウランの華やかな花は蝶が舞うようです・コチョウランの花は熱帯地方の花散歩の楽しみ

　ラン科コチョウラン属コチョウラン（胡蝶蘭Moth Orchid Phalaenopsis aphrodite）は東アジア原産の単子葉、多年生草本です。コチョウラン属は、約60種ほどあります。コチョウランは、種子叉は株分けで増えます。コチョウランの葉は楕円形、長楕円形で平行脈です。コチョウランの花はラン科特有の花被片6（外花被片3＋内花被片3）で、内花被片2（側花弁）は大きく、唇弁は前方に突き出します。コチョウランのずい柱は短く、花粉塊2です。コチョウランをコチョウラン花写真、コチョウラン花観察地図、コチョウラン花情報でお楽しみ下さい。

《ラン科コチョウラン属コチョウラン胡蝶蘭Moth Orchid Phalaenopsis aphrodite花写真・花観察地図》

那覇空港に置かれた紫色のコチョウラン花写真（撮影2017.1.23）

　ラン科コチョウラン属コチョウラン（Phalaenopsis aphrodite）は熱帯東アジア原産の単子葉、多年生草本です。コチョウラン属は、約60種ほどあります。コチョウランは、種子叉は株分けで増えます。コチョウランの葉は楕円形、長楕円形で平行脈です。コチョウランの花色は白色、赤色、黄色、紫色など様々あります。冬に沖縄県那覇空港に降り立つと、紫色のコチョウランの花が出迎えてくれました（撮影2017.1.23）。

沖縄県東南植物楽園で露地栽培されているコチョウラン花写真（撮影2017.1.24）

　コチョウラン（胡蝶蘭）の花はラン科特有の花被片6（外花被片3＋内花被片3）で、内花被片2（側花弁）は大きく、唇弁は前方に突き出します。コチョウランのずい柱は短く、花粉塊2です。冬に沖縄県東南植物楽園を花散歩していると、露地栽培されているコチョウランの花が観察できました（撮影2017.1.24）。

東京夢の島熱帯植物館に咲くコチョウラン花写真(撮影2019.7.26)

　コチョウラン属（Moth Orchid）は、世界中に約60種ほどあります。コチョウランは、種子叉は株分けで増えます。コチョウランの葉は楕円形、長楕円形で平行脈です。夏に東京夢の島熱帯植物館を花散歩していると、紫色の縞模様のコチョウランが咲いていました(撮影2019.7.26)。

沖縄万座ビーチリゾートに咲くコチョウラン花写真（撮影2020.1.21）

　コチョウラン（胡蝶蘭）は熱帯樹林の鬱蒼と茂る樹木などに着生して生育する、ラン科の植物です。コチョウランは強い直射日光を好まず、明るい室内でも生育することができます。冬に沖縄万座ビーチリゾートの建物内を花散歩していると、赤紫色のコチョウランの花が元気に生育していました（撮影2020.1.21）。

那覇空港に飾られた黄色のコチョウラン写真（撮影2019.1.23）

　コチョウラン（Phalaenopsis aphrodite）はフィリピンから台湾付近の熱帯樹林に着生する、多年生の着生ランです。コチョウランの原産に近い、沖縄県でもよく栽培されています。毎年那覇空港で出迎えてくれる、コチョウランは沖縄訪問の楽しみです。那覇空港に飾られた黄色のコチョウランもお洒落です（撮影2019.1.23）。

《ラン科コチョウラン属コチョウラン胡蝶蘭Moth Orchid Phalaenopsis aphroditeの花情報・学名由来》

植物名	ラン科コチョウラン属コチョウラン　漢字　胡蝶蘭英語　Moth Orchid　中国語　蝴蝶兰
学名	Phalaenopsis aphrodite　他
科名	ラン科
属名	コチョウラン属　Phalaenopsis
花期	熱帯・亜熱帯では通年　夏の花　初夏の花
花色	白色花　赤色花　黄色花　紫色花　他
原産	東アジア原産（マレーシア、フィリピン、台湾、他）　熱帯植物
観察	台北市　沖縄県　オアフ島　横浜市　鎌倉市　東京都　京都府　他
特徴	単子葉、多年生、草本、着生植物、ラン科、単茎性、茎は短い、種子、株分けで増える、葉は楕円形、花序側生、花茎約50cm、花直径3～7cm、花色白色、赤色、黄色他、花被片6（外花被片3＋内花被片3）内花被片2（側花弁）は大きい、唇弁は前方に突き出す、ずい柱は短く花粉塊2、観賞用、鉢植え
利用	観賞用、鉢植え、フラワーアレンジメント、生け花
意味	コチョウラン＝胡蝶蘭（蝶に似たラン）、英名Moth Orchid＝蛾の蘭（蛾の飛ぶ頃咲く蘭から）属名Phalaenopsis＝Phalaia+opsia＝ラテン語でPhalaia（蛾）+opsia（似る）＝蛾に似るの意味種名aphrodite＝ギリシャの女神Aphrodite（美の女神、美しさを象徴している）

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《ラン科コチョウラン属コチョウラン胡蝶蘭Moth Orchid Phalaenopsis aphrodite花写真・花観察地図》

沖縄熱帯ドリームセンターに咲く白色のコチョウラン花写真（撮影2012.12.21）

　ラン科コチョウラン属コチョウラン（胡蝶蘭Moth Orchid Phalaenopsis aphrodite）は東アジア（台湾、フィリピン他）原産の植物です。長楕円形で平行脈。コチョウランの花はラン科特有の花被片6（外花被片3＋内花被片3）で、内花被片2（側花弁）は大きく、唇弁は前方に突き出します。初冬に沖縄県本部町にある熱帯ドリームセンターを花散歩していると、白色のコチョウラン花が咲いていました（撮影2012.12.21）。沖縄熱帯ドリームセンターに咲く白色のコチョウランの花は、とても爽やかに見えました。コチョウランの原産地台湾では、コチョウランPhalaenopsis aphroditeを白胡蝶蘭と呼んでいます。

沖縄那覇空港に咲く縁が薄紫色のコチョウラン花写真（撮影2013.1.28）

コチョウランPhalaenopsis aphroditeの花はラン科特有の花被片6（外花被片3＋内花被片3）ですが、内花被片2（側花弁）は大きく、唇弁は前方に突き出しているのが特徴です。またコチョウランの前方に突き出した唇弁は、巻きひげの様になっています。またコチョウランの前方に突き出した唇弁の上部にずい柱が突き出していて、花粉塊2個が付いています。沖縄那覇空港のロビー内を歩いていると、縁が薄紫色のコチョウラン花が咲いていました（撮影2013.1.28）。沖縄那覇空港に咲く縁が薄紫色のコチョウラン花は横から見ると、前方に突き出した唇弁が巻きひげの様になっているのが良く分かります。

《ラン科コチョウラン属コチョウラン胡蝶蘭Moth Orchid Phalaenopsis aphrodite花写真・花観察地図》

横浜山手ブラフ18番館に咲く白色のコチョウラン花写真（撮影2013.6.1）

　コチョウランPhalaenopsis aphroditeは、種子叉は株分けで増えます。コチョウランの葉は肉厚で楕円形、長楕円形で平行脈です。コチョウランの茎は短く、茎の側面から50cm程の枝垂れる花茎を伸ばし数個から十数個の大きな花を咲かせます。初夏に横浜山手ブラフ18番館を花散歩していると、洋館の窓辺に素敵な磁器製の鉢に植えられた、白色のコチョウラン花が咲いていました（撮影2013.6.1）。横浜山手ブラフ18番館に咲くコチョウランは白色で、唇弁が黄みをおびていました。横浜山手ブラフ18番館に咲く白色のコチョウランの花はとても涼しげに見えました。

台北市故宮博物院に咲く薄紅色のコチョウランの花写真（撮影2008.1.3）

　コチョウランPhalaenopsis aphroditeの原産は熱帯東アジア（台湾、フィリピン他）です。コチョウランの原産地台湾では、コチョウランPhalaenopsis aphroditeを白胡蝶蘭と呼んでいます。コチョウランの原産地台北市にある台北国立故宮博物院を花散歩していると、見事な薄紅色のコチョウランの花が咲いていました（撮影2008.1.3）。薄紅色のコチョウランの花は、故宮博物院の白色の大理石でできた建築物に映えます。

オアフ島フォスター植物園に咲く白色のコチョウラン花写真（撮影2005.7.20）

　コチョウランの学名はPhalaenopsis aphroditeです。コチョウランの属名Phalaenopsis＝Phalaia+opsia＝ラテン語で、Phalaia（蛾）+opsia（似る）＝蛾に似るの意味です。確かに蛾が翅を広げた姿に少し似ています。またコチョウランの種名aphrodite＝ギリシャの女神Aphrodite（美の女神、美しさを象徴している）です。コチョウランPhalaenopsis aphroditeは世界中で、美しいランの代表として称えられています。オアフ島ホノルル市にあるフォスター植物園を花散歩していると、木陰に露地栽培された白色のコチョウランの花が咲いていました。オアフ島フォスター植物園の木陰に咲く、白色のコチョウランの花はとても涼しげに見えました。

熱帯ドリームセンターに咲くコチョウラン属の花写真（撮影2012.12.21）

　コチョウラン属Phalaenopsisは、世界中に60種ほどあります。沖縄県熱帯ドリームセンターにあるラン温室ファレノプシス館を花散歩していると、コチョウラン属のランの花が、多数展示されていました（撮影2012.12.21）。黄色地に紅色の筋が入った、コチョウラン属の花もおしゃれです。

《ラン科コチョウラン属コチョウラン胡蝶蘭Moth Orchid Phalaenopsis aphrodite花写真・花観察地図》

那覇空港に咲く黄緑色のコチョウラン属の花写真（撮影2013.1.28）

　沖縄那覇空港のロビー内には、たくさんのコチョウラン属の花が展示されています。沖縄那覇空港のロビー内窓際に、黄緑色のコチョウランの花が飾られていました（撮影2013.1.28）。黄緑色のコチョウラン属の花は、とても爽やかに見えます（撮影2013.1.28）。

大阪のホテルに飾られた濃い紫色のコチョウラン花写真（撮影2013.7.29）

　コチョウラン属には世界中に60種ほどありますが、品種は更に多数あります。夏に大阪市内のホテルのロビーを歩いていると、濃い紫色のコチョウランの花が飾られていました。濃い紫色のコチョウラン花も、印象的ですね。紫色のコチョウラン花の向こう側に見えるのは、コチョウランと同じ、バンダ亜科（Vandeae）のバンダ蘭の花です。

那覇空港に飾られた紅色の斑点模様のコチョウラン花写真

　那覇空港に紅色の斑点模様のコチョウランの花がありました。赤色の斑点模様のコチョウラン花もとても印象的です。

台北市建国暇日花市に飾られた多数のコチョウラン花写真（撮影2008.1.5）

　コチョウランの原産地台湾ではコチョウランの生産が盛んで、日本にも多数輸出しています。台北市で土日に開催される建国暇日花市を覗いてみると、多数のコチョウランの花が販売されていました（撮影2008.1.5）。台湾では珍しい品種のコチョウランも、安く販売されています。外国の植物は検疫の関係で持ち帰ることは難しいですが、滞在中にホテルに置いて楽しむのも一つの方法です。

《ラン科コチョウラン属コチョウラン胡蝶蘭Moth Orchid Phalaenopsis aphrodite花写真・花観察地図》

横浜山手111番館に飾られた白色のコチョウランの花写真（撮影2013.6.7）

　初夏に港の見える丘公園に隣接した横浜山手111番館を花散歩していると、白色のコチョウランの花が、白い磁器製の壷に活けられていました（撮影2013.6.7）。横浜山手111番館に飾られた、白色のコチョウランの花はとても清々しく涼しげです。

熱帯ドリームセンターの開花すると薄紅色に変化するコチョウランの品種写真（撮影2012.12.21）

　沖縄観光で人気のちゅら海水族館に隣接した熱帯ドリームセンター植物園を花散歩していると、開花すると薄紅色に変化するコチョウランの品種の花が咲いていました（撮影2012.12.21）。黄緑色から薄紅色に変化するコチョウランの花もきれいですね。

沖縄熱帯ドリームセンターに飾られたコチョウランの花写真（撮影2015.1.26）

沖縄熱帯ドリームセンターに飾られたコチョウランの花はすごいです

横浜山手ブラフ18番館に飾られた赤色のコチョウラン花写真（撮影2014.12.6）

横浜山手ブラフ18番館に飾られた赤色のコチョウランの花はゴージャスです

大阪服部植物園に咲く白色のコチョウラン花写真（撮影2014.10.19）

　ラン科コチョウラン属コチョウラン（胡蝶蘭Moth Orchid Phalaenopsis aphrodite）は東アジア（台湾、フィリピン他）原産の植物です。コチョウランの豪華な花は、世界中で親しまれています。コチョウランは熱帯地方の花散歩には欠かせない花です。同じラン科のバンダ蘭と同じ部分と異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったコチョウランの花写真が、一枚でもあれば幸いです。

　コチョウラン花散歩楽しんでもらえたでしょうか？コチョウランの華やかで美しい花は、熱帯の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手にコチョウラン花散歩を楽しんでください。コチョウラン花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、コチョウランの花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらリンゴ花実散歩も眺めていってください。