レンギョウ花散歩

レンギョウの黄金に輝く花は春を告げます・レンギョウの明るいは春の花散歩の楽しみ

　モクセイ科レンギョウ属レンギョウ（連翹Golden Bells Forsythia suspensa）は中国原産の双子葉、低木、落葉広葉樹です。連翹は成長すると高さ1m～3m程で、春先に葉が芽吹く前に黄色い花を枝いっぱいに付けます。レンギョウの花は大きさ2cm～3cm程で花弁は黄金色で4枚、柱頭は先が2裂、雄しべ2です。レンギョウの黄色く明るい花は、春を告げる花として世界中で人気があります。レンギョウをレンギョウ花写真、レンギョウ花観察地図、レンギョウ花情報でお楽しみ下さい。

《モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaの花写真・花観察地図》

　レンギョウ（Forsythia suspensa他）は中国原産ですが、原産地中国でも春の花として広く愛されている植物です。春に北京市にある北海公園を花散歩していると、北海湖畔にレンギョウの黄色い花が春の日差しを浴びて咲いていました（撮影2013.4.24）。

東北岩手小岩井農場に咲くレンギョウの黄色い花写真（撮影2022.5.04）

　レンギョウ（Forsythia suspensa）の花期は早春から春ですが、東北の高原地帯では初夏でも見られます。初夏に東北岩手県の高原にある小岩井農場(標高約307m)を花散歩していると、雪を纏った岩手山を背景に黄色のレンギョウの花が咲いていました（撮影2022.5.04）。小岩井農場に咲くレンギョウの黄色い花は東北の高原に遅い春を告げます。

横須賀馬堀海岸の生垣に咲くレンギョウの黄色い花写真（撮影2013.3.23）

　レンギョウ（連翹）はレンギョウ属の植物です。レンギョウ属はアジア、南ヨーロッパに11種が知られています。日本でよく見かけるレンギョウはForsythia suspensaが多く、中国原産のものです。レンギョウは低木樹で成長すると1m～3m程になりますが、刈り込んで高さ1m程度の生垣として利用している場合が多いです。春に横須賀馬堀海岸の住宅街を花散歩していると、生垣として使われているレンギョウForsythia suspensaに黄色い花が咲いていました（撮影2013.3.23）。レンギョウの黄色く明るい花も綺麗ですが、レンギョウの黄緑色の長卵形の葉も清々しいです。

　レンギョウ（Golden Bellsは中国原産の双子葉、低木、落葉広葉樹です。連翹は成長すると高さ1m～3m程で、春先に葉が芽吹く前に黄色い花を枝いっぱいに付けます。レンギョウの花は大きさ2cm～3cm程で花弁は黄金色で4枚、柱頭は先が2裂、雄しべ2です。春に岐阜県白川郷を花散歩していると、黄色のレンギョウの花が世界遺産の建築物を背景に咲いていました（撮影2017.4.24）。

　レンギョウ（連翹）の花期は早春から春で、花色は黄色（オレンジ色）です。春先に葉が芽吹く前に黄色い花を枝いっぱいに付けるレンギョウの明るい花は世界中で人気があります。春に横浜汽車道を花散歩していると、レンギョウの黄色く明るい花が春の陽光に輝いて見えました（撮影2017.4.14）。

《モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaの花情報》　　

植物名	モクセイ科レンギョウ属レンギョウ　漢字　連翹　英語　Golden Bells　中国語　连翘　黄奇丹
学名	Forsythia suspensa　Forsythia japonica Makino　Forsythia x intermedia 他11種
科名	モクセイ科　Oleaceae
属名	レンギョウ属　 Forsythia
花期	春の花　早春花
花色	黄色花
原産	中国大陸、朝鮮半島、日本、南ヨーロッパ
観察地	下田市、鎌倉市、横浜市、横須賀市、東京都、京都府、北京市、天津市　他
特徴	双子葉、落葉広葉樹、低木、モクセイ科、挿し木、種子で増える、中国原産、花2～3cm 樹高約1～3m、葉は長卵形、花は黄色、花弁4、雌しべ1（柱頭先端2裂）、雄しべ2、筒状花日当たりの良い場所を好む、公園植え込み、庭木、生垣、漢方薬（連翹）
利用	公園植え込み、生垣、庭木、切り花、生け花、漢方薬（連翹）、水族館魚類病気治療
意味	レンギョウ＝連翹（連なり、つま立つこと、「連なり秀でている」の意味） Golden Bells＝黄金の沢山の鐘（花が黄色く小さな鐘に見えることから）、 Forsythia＝モクセイ属名（植物学者Wiｌliam Forsythの名から）、種名suspensa＝垂れるの意味

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《モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaの花写真・花観察地図》

　レンギョウ（中国名连翘）は成長すると高さ1m～3m程で、春先に葉が芽吹く前に黄色い花を枝いっぱいに付けます。レンギョウの花は大きさ2cm～3cm程で花弁は黄金色で4枚、柱頭は先が2裂、雄しべ2です。春に中国天津市にある水上公園を花散歩していると、水上公園の湖畔に咲くレンギョウの花が黄金色に輝いて見えました（撮影2013.4.25）。

横浜港の見える丘公園に咲くレンギョウの黄色い花写真（撮影2013.3.21）

　モクセイ科レンギョウ属レンギョウ（連翹Golden Bells Forsythia suspensa）は中国原産の植物で、古くから日本でも栽培されてきた植物です。レンギョウの花は黄色い花弁が4枚で基部が筒状に合着しています。レンギョウはヨーロッパではGolden Bells（金色の鐘）と呼び、人気の高い植物です。レンギョウは落葉広葉樹、低木です。レンギョウは冬に葉を落としますが、春に枝いっぱいに黄色く明るい釣鐘状の花を咲かせます。春に横浜港の見える丘公園を花散歩していると、1.5m程に育ったレンギョウの枝に黄色く可愛らしい花が咲いていました（撮影2013.3.21）。

伊豆下田市長楽寺に咲きだしたレンギョウの黄色い花写真（撮影2008.3.23）

　レンギョウの花は黄色い花弁が4枚ですが、花弁は合着して筒状になっています。レンギョウがGolden Bells（金色の鐘）と呼ばれるのも分かりますね。春に日露和親条約が締結された伊豆下田市長楽寺を花散歩していると、レンギョウの黄色い花が開きかけていました（撮影2008.3.23）。上の写真で見るようにレンギョウの花が開花する頃は、まだ葉が開いていません。

横浜山手外交官の家前に咲く黄色いレンギョウの花写真（撮影2013.3.21）

　レンギョウは花や葉も綺麗ですが、レンギョウの実（連翹）は古くから漢方薬としても利用されてきました。レンギョウの実にはテルペンなどの化学物質が含まれています。春にイタリア山庭園内にある、横浜山手外交官の家前（国指定重要文化財）を花散歩していると、黄色いレンギョウの花が春の夕日を浴びて輝いて見えました（撮影2013.3.21）。

《モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaの花写真・花観察地図》

横浜コスモワールド近くに咲く黄色いレンギョウの花写真（撮影2012.4.13）

　春に横浜コスモワールド近くを花散歩していると、大観覧車近くに黄色いレンギョウの花が咲いていました（撮影2012.4.13）。春の青空と観覧車を背景に咲くレンギョウの黄色い花は気持ちを明るくしてくれます。写真の真ん中にレンギョウの古い枝が写っていますが、レンギョウの古い枝は中空になります。そのためレンギョウをレンギョウウツギ（連翹空木）と呼ぶこともあるそうです。

横須賀聖徳寺境内に咲く黄色いレンギョウの花写真（撮影2009.4.2）

　春に京浜急行県立大学駅に近い聖徳寺境内を花散歩していると、本堂前に黄色いレンギョウの花が春の日を浴びて輝いて見えました（撮影2009.4.2）。レンギョウの黄色い花も美しいですが、レンギョウの新緑の葉も、とても美しく見えました。レンギョウは明るい日差しを好む植物です。　

穴守稲荷神社近くに咲くレンギョウ花写真（撮影2013.3.21）

　レンギョウの属名Forsythia ＝The common name is also forsythia; the genus is named after William Forsyth＝モクセイの属名Forsythiaは植物学者Wiｌliam Forsythの名から付けられました。春に穴守稲荷神社近くを花散歩していると、黄色いレンギョウの花が枝いっぱい咲いていました（撮影2013.3.21）。

横浜みなと博物館に咲くレンギョウの花写真（撮影2015.4.2）

　レンギョウの種名suspensa＝Latin Word suspensa meaning suspend（垂れる）＝レンギョウの花が、下向きに「垂れる」様子を表しています。春に横浜みなと博物館の日本丸前を花散歩していると、黄色いレンギョウの花が下向きに垂れた様子で咲いているのが観察できました（撮影2015.4.2）。レンギョウの花が下向きに垂れて咲く様子も、可愛らしいです。

《モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaの花写真・花観察地図》

天空橋駅近くに咲く黄色いレンギョウの花写真（撮影2013.3.21）

　羽田空港天空橋駅に近い穴守橋近くを花散歩していると、水路沿いに黄色いレンギョウForsythia x intermedia?の花が咲いていました（撮影2013.3.21）。穴守橋近くに咲く黄色いレンギョウの花は、花弁が幅広で大きく枝いっぱいに付いています。このレンギョウの品種はドイツで開発された、園芸品種のForsythia x intermediaの特徴です。黄色いレンギョウの花は穴守橋近くを走る東京モノレールを飾っているように見えました。

大仏次郎記念館前に咲く黄色いレンギョウの花写真（撮影2013.3.21）

　春に横浜港の見える丘公園内にある大仏次郎記念館前を花散歩していると、黄色いレンギョウの花が咲いていました（撮影2013.3.21）。レンギョウの黄色い花は、大仏次郎（おさらぎじろう）記念館のレンガ造りの建物に似合って見えました。

北京市天壇公園に咲くレンギョウの花写真（撮影2013.4.27）

　レンギョウ（連翹）は中国名ですが、中国語で連翹＝連なり、つま立つこと、「連なり秀でている」の意味です。黄金色のレンギョウの花が早春から春に枝いっぱいに連なり咲く様子は見事で、その意味がうなずけます。春に北京市にある世界遺産天壇公園を花散歩していると、回廊脇に咲くレンギョウの花が陽春に輝いて見えました（撮影2013.4.27）。

《モクセイ科レンギョウ属レンギョウ連翹Golden Bells Forsythia suspensaの花写真アルバム・花観察地図》

北海公園景島春萌碑前に咲くレンギョウ花写真（撮影2013.4.24）

羽田国際線ターミナルに飾られたレンギョウの生け花写真（撮影2016.3.8）

鎌倉浄智寺近くに咲くレンギョウの花と若葉写真（撮影2012.4.8）

鎌倉浄智寺近くに咲くレンギョウの花と若葉も新鮮に見える

北京市北海公園に咲くレンギョウの花写真（撮影2013.4.24）

北京市北海公園に咲くレンギョウ（連翹）の花は北海の湖面に映える

　モクセイ科レンギョウ属レンギョウ（連翹Golden Bells Forsythia suspensa）は中国原産の美しい植物です。レンギョウ（連翹）の黄色で明るい花は、世界中で愛され親しまれている花です。レンギョウ（連翹）の花は春の花散歩には欠かせない植物です。同じモクセイ科のモクセイと同じ部分と異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったレンギョウ（連翹）の花写真が、一枚でもあれば幸いです。

　レンギョウ（連翹）花散歩楽しんでもらえたでしょうか？レンギョウの黄色く明るい花は、春の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手にレンギョウ（連翹）花散歩を楽しんでください。レンギョウ（連翹）花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、レンギョウ（連翹）の花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらユキヤナギ花散歩も眺めていってください。