エゴノキ花散歩

初夏の野山を白く美しい花で飾るエゴノキ・エゴノキの清々しく香りの良い花は初夏の花散歩の楽しみ

　エゴノキ科エゴノキ属エゴノキ（野茉莉Japanese snowbell Styrax japonica）は、日本など東アジアが原産の双子葉、落葉、小高木です。エゴノキは初夏に、香りの良い花を咲かせます。エゴノキの花色は白色（薄紅色）で、香りが良いのが特徴です。エゴノキの花はエゴノキ科特有の花でがく片5裂、花弁5裂、雌蕊1、雄蕊10です。エゴノキの花は香りが良く白い実も可愛らしいです。エゴノキはシーボルトが、日本を代表する植物の一つ、として世界に紹介しています。エゴノキをエゴノキ花写真、エゴノキ花観察地図、エゴノキの花情報でお楽しみ下さい。

《エゴノキ科エゴノキ属エゴノキ野茉莉Japanese snowbell Styrax japonicaの花実写真・花実観察地図》

初夏の山下公園に咲く白色のエゴノキの花写真（撮影2013.5.10）

　エゴノキ科エゴノキ属エゴノキ（Japanese snowbell Styrax japonica）は、日本など東アジアが原産の双子葉、落葉、小高木です。エゴノキは初夏に、香りの良い花を咲かせます。エゴノキの花色は白色（薄紅色）で、香りが良いのが特徴です。初夏に横浜山下公園を花散歩していると、白色のエゴノキの花が咲いていました（撮影2013.5.10）。初夏の山下公園に咲く白色のエゴノキの花はとても爽やかに見えます。

横浜クイーンズスクエアに咲く白色のエゴノキ花写真（撮影2013.5.10）

　エゴノキ（Japanese snowbell Styrax japonica）の花はエゴノキ科特有の花でがく片5裂、花弁5裂、雌蕊1、雄蕊10です。初夏に横浜クイーンズスクエアを花散歩していると、白色のエゴノキの花が咲いていました（撮影2013.5.10）。横浜クイーンズスクエアに咲く白色のエゴノキの花は、がく片5裂、花弁5裂、雌蕊1、雄蕊10の花構造が良くわかりました。

横浜クイーンズスクエアに稔るエゴノキ花写真（撮影2019.8.5）

　エゴノキ野茉莉は主に種子、挿し木で増えます。エゴノキは初夏の花期後、夏に白色（薄緑色）の実（果実）を付けます。夏に横浜クイーンズスクエアを花散歩していると、エゴノキの白色（薄緑色）の実が観察できました（撮影2019.8.5）。エゴノキの実は古くから、薬草や医薬品として利用されてきました。

《エゴノキ科エゴノキ属エゴノキJapanese snowbell Styrax japonicaの花情報》　　

植物名	エゴノキ科エゴノキ属エゴノキ漢字　野茉莉　英語　Japanese snowbell　中国語　野茉莉
学名	Styrax japonica　Styrax japonicum 他
科名	エゴノキ科
属名	エゴノキ属　Styrax
花期	初夏の花　夏の花　春の花
花色	白色花（薄紅色）
原産	東アジア（日本、中国、台湾、韓国）
観察地	鎌倉市、逗子市、横浜市、横須賀市、箱根町、東京都、他
特徴	双子葉、落葉、小高木、高さ4～8m、主に種子、挿し木で増える、葉互生、葉楕円形、紙質初夏に花、花色白花、がく片漏斗状5裂、花弁5裂、雌蕊1、雄蕊10、花は香りが良い、夏に果実果実白色卵形、山林、庭木、公園樹、観賞用、将棋駒、洗剤、医薬品
利用	山林、庭木、公園樹、観賞用、将棋駒、洗剤、中医薬（野茉莉）
名由来	エゴノキ＝えごい（えぐい）、英名＝Japanese snowbell（日本のスノーベル：白色ベル状の花）属名Styrax＝name from Greek "storax" meaning"Styrax balsam"＝古代ギリシャ語蘇合香の意種名japonica＝「日本の、日本固有の」意味。Styrax japonicum、シーボルト命名

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《エゴノキ科エゴノキ属エゴノキJapanese snowbell Styrax japonicaの花実写真・花実観察地図》

初夏の山下公園に咲くエゴノキの白い花写真（撮影2014.5.16）

　エゴノキ科エゴノキ属エゴノキ（Japanese snowbell Styrax japonica）は、日本など東アジアが原産の双子葉、落葉、小高木です。エゴノキは主に種子、挿し木で増えます。エゴノキは初夏に、香りの良い花を咲かせます。エゴノキの花色は白色（薄紅色）で、香りが良いのが特徴です。初夏に横浜山下公園を花散歩していると、エゴノキの白い花が初夏の日に輝いて見えました（撮影2014.5.16）。初夏の山下公園に咲くエゴノキ白色の花は香りが良く、爽やかな花です。

初夏の鎌倉源氏山を爽やかに飾る白色のエゴノキの花写真（撮影2008.5.14）

　エゴノキStyrax japonicaの原産は日本など東アジアで、野山に観察される植物です。エゴノキは江戸時代にシーボルト（Philipp Franz von Siebold）により刊行された、日本植物誌の中でStyrax japonicum図版、Styrax japonicum本文が紹介されています。エゴノキは成長すると4m～8mで、初夏に咲く白色（薄紅色）の爽やかな花は初夏の野山を美しく飾ります。初夏に鎌倉化粧坂から源氏山公園に向けて花散歩していると、白色のエゴノキの花が咲いていました（撮影2008.5.14）。初夏の鎌倉源氏山を爽やかに飾る白色のエゴノキの花は、鎌倉初夏の花散歩の良き友です。

《エゴノキ科エゴノキ属エゴノキJapanese snowbell Styrax japonicaの花実写真・花実観察地図》

初夏の横浜海岸通を爽やかに飾る白色のエゴノキ花写真（撮影2013.5.10）

　エゴノキStyrax japonicaの花はエゴノキ科特有の花でがく片5裂、花弁5裂、雌蕊1、雄蕊10です。エゴノキは英語でJapanese snowbell（日本のスノーベル：白色ベル状の花）と呼ばれます。エゴノキの白色のベル状の、下に垂れた花はとても清楚で可憐に見えます。エゴノキの花の蕾も、白いドロップのようで美しいです。初夏に横浜海岸通を花散歩していると、咲き出したばかりのエゴノキの花が観察できました（撮影2013.5.10）。初夏の横浜海岸通を爽やかに飾る白色のエゴノキ花は、Japanese snowbellの名に恥じない爽やかで美しい花に見えました。

クイーンズスクエア前に咲くエゴノキの白色の花とミツバチ写真（撮影2005.5.15）

　エゴノキの学名は、Styrax japonica他です。エゴノキの属名Styrax＝name from Greek "storax" meaning"Styrax balsam"＝古代ギリシャ語蘇合香（安息香）の意味です。エゴノキ属の植物には安息香酸などが含まれ、医薬品などに利用されてきました。初夏に横浜クイーンズスクエア前を花散歩していると、エゴノキの白色の花にミツバチが止まっていました（撮影2005.5.15）。クイーンズスクエア前に咲くエゴノキの白色の花は、とても香りが良い花です。ミツバチはエゴノキの香りの良い、花の香に惹かれてやってきます。

外交官の家前に咲くエゴノキの白色の花写真（撮影2014.5.11）

　エゴノキの種名japonica＝「日本の、日本固有の」意味です。エゴノキはシーボルトがStyrax japonicumの名で紹介しています。エゴノキは中国などにも分布していて、中国語では野茉莉などの名で呼んでいます。初夏にイタリア山庭園を花散歩していると、外交官の家前に白色のエゴノキの花が咲いていました（撮影2014.5.11）。外交官の家前に咲くエゴノキの白色の花は重要文化財の建築物を美しく飾ります。

港の見える丘公園に咲く白色のエゴノキの花写真（撮影2013.5.10）

　エゴノキJapanese snowbellの少し下向きに咲くは横浜では初夏のバラの花が咲く頃に見ごろを迎えます。港の見える丘公園にあるバラ園を花散歩していると、白色のエゴノキの花が見ごろでした（撮影2013.5.10）。港の見える丘公園に咲く白色のエゴノキの花は、バラの花に負けない美しい花です。

《エゴノキ科エゴノキ属エゴノキJapanese snowbell Styrax japonicaの花実写真・花実観察地図》

横浜元町公園に稔るエゴノキの白色の実写真（撮影2013.6.24）

　エゴノキStyrax japonicaの花は初夏に咲きますが、梅雨から夏ごろに白色の実を稔らせます。エゴノキの実（果実）は1cm程の卵型ですが、白色で可愛らしい実です。エゴノキの実は「えぐい＝にがい」ので、エゴノキの名が付けられたと言われています。エゴノキの実には多少毒性があるようですが、古代から洗浄剤や医薬品（安息香などを含む）として有効に利用してきました。梅雨時に横浜元町公園を花散歩していると、エゴノキの白色の実が稔っていました。横浜元町公園に稔るエゴノキの白色の実はとても可愛らしく見えました。

夏のみなとみらい駅前に稔るエゴノキの白色の実写真（撮影2013.7.7）

　エゴノキJapanese snowbellの白色の実は、5裂したがく片から白色の卵形の実がぶら下がるように稔ります。エゴノキの白色の実はとても可愛らしいです。夏にみなとみらい駅前を花散歩していると、エゴノキの白色の実が高層ビルを背景に稔っていました（撮影2013.7.7）。エゴノキの可愛らしい白色の実は夏の花散歩の楽しみです。

梅雨時の恩賜箱根公園に咲く白色のエゴノキ花写真（撮影2012.6.23）

　エゴノキStyrax japonicaは、主に山地に育つ植物です。梅雨時に芦ノ湖畔にある恩賜箱根公園を花散歩していると、自生するエゴノキの白色の花が咲いていました（撮影2012.6.23）。恩賜箱根公園に咲く白色のエゴノキの花は、横浜に比べて1ヶ月以上も遅れて咲きます。梅雨時の恩賜箱根公園に咲く白色のエゴノキ花は風雨に打たれて、少し痛んでいますが、白く爽やかな花は清々しく見えます。

横浜マリンタワーと白色のエゴノキ花写真（撮影2013.5.10）

　エゴノキStyrax japonicaの花は、初夏の野山を飾る香りの良い花です。エゴノキの白色で香りの良い花は、初夏の花散歩の楽しみです。初夏に山下公園を花散歩していると、横浜マリンタワーを背景にエゴノキの白色の花が咲いていました（撮影2013.5.10）。エゴノキは本来野山に育つ植物ですが、都会の街路樹や公園樹として私達の目を楽しませてくれます。

《エゴノキ科エゴノキ属エゴノキJapanese snowbell Styrax japonicaの花実写真・花実観察地図》

初夏の山下公園に咲く白色のエゴノキの花写真（撮影2013.5.10）

夕暮れ時にみなとみらい駅前に咲くエゴノキの白色の花写真（撮影2008.5.14）

　夕暮れ時にみなとみらい駅前を花散歩していると、夕闇の中でエゴノキJapanese snowbellの白色の花が輝いて見えました（撮影2008.5.14）。皆様もエゴノキ花散歩を楽しんでみてください。エゴノキの香りの良い白色の花と可愛らしい実は、初夏から夏の楽しみです。

　エゴノキ科エゴノキ属エゴノキ（Japanese snowbell Styrax japonica）は、日本など東アジアが原産の香りの良い花の咲く植物です。エゴノキの白色で香りの良い花と実は、初夏の野山、公園や庭園を美しく飾ります。エゴノキは初夏の花散歩には欠かせない植物です。エゴノキはツバキ科、ツツジ科と近縁なので、ツバキ科の植物（チャノキ）と同じ部分と異なる部分を探してみるのも、おもしろいかもしれませんね。このページの中で皆様が気に入ったのエゴノキの花実写真が、一枚でもあれば幸いです。

　エゴノキ花散歩を楽しんでもらえたでしょうか？エゴノキの香りの良い花と実はとても清々しいです。皆様もこのページの地図を片手に、エゴノキ花散歩を楽しんでください。初夏の野山や庭園、公園で、エゴノキ花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、エゴノキの花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらトベラ花実散歩も眺めていってください。