カキツバタ花散歩

カキツバタの青紫色の涼しげな花は薫風に揺れます・カキツバタの花は初夏の花散歩の楽しみ

　アヤメ科アヤメ属カキツバタ（杜若Japanese Iris Iris laevigata）は日本など東アジア原産の単子葉、常緑、多年生、草本です。カキツバタの花期は初夏で、花色は青紫色、青色などです。カキツバタの花はアヤメ科特有の花被片6（外花被片3、内花被片3）で、雌蕊（花柱）の先は3分枝し花弁状で、雄蕊3です。カキツバタは江戸時代に品種改良され、様々な品種が創出されています。カキツバタの青紫色の涼しげな花は、初夏を告げる花として人気があります。カキツバタをカキツバタ花写真、カキツバタ花観察地図、カキツバタ花情報でお楽しみ下さい。

《アヤメ科アヤメ属カキツバタ杜若Japanese Iris Iris laevigata花写真・花観察地図》

　アヤメ科アヤメ属カキツバタ（杜若Japanese Iris Iris laevigata）は日本など東アジア原産の単子葉、常緑、多年生、草本です。カキツバタの花期は初夏で、花色は青紫色、青色などです。初夏に東京芝離宮庭園を花散歩していると、青色のカキツバタの花が咲いていました（撮影2016.5.27）。

　カキツバタ(杜若)の花はアヤメ科特有の花被片6（外花被片3、内花被片3）で、雌蕊（花柱）の先は3分枝し花弁状で、雄蕊3です。初夏の近い頃の京都円山公園を花散歩していると、白色の模様が入った紫色のお洒落なカキツバタの花が咲いていました（撮影2019.4.28）。京都丸山公園に咲く、カキツバタの花は水辺で涼しげです。

《アヤメ科アヤメ属カキツバタ杜若Japanese Iris Iris laevigataの花情報》

植物名	アヤメ科アヤメ属カキツバタ　漢字　杜若　英語　Japanese Iris　中国語　燕子花
学名	Iris laevigata　他
科名	アヤメ科
属名	アヤメ属　Iris
花期	初夏の花
花色	薄青色、青紫色
原産	日本、中国、朝鮮半島、シベリア、他
観察地	鎌倉市、横浜市、横須賀市、東京都、奈良県、京都府、他
特徴	単子葉、多年生、草本、アヤメ科、アヤメ属、主に根茎で増える、成長すると約40～60cm、葉は光沢のある剣形、花色（青紫色）花被片6（外花被片3、内花被片3）雌蕊の先は3分枝、雄蕊3、公園、鉢植え、日本庭園
利用	鑑賞、池泉、公園、鉢植え、絵画、
意味	カキツバタ＝杜若（書付花）、中国語＝燕子花（ツバメの花）、英語＝Japanese Iris 属名Iris＝Iris was the name of the Greek goddess of the rainbow＝ギリシャ語「虹の女神」の意種名laevigata＝from Latin 'levis' meaning 'smooth'＝古代ラテン語で「滑らか」の意味

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《アヤメ科アヤメ属カキツバタ杜若Japanese Iris Iris laevigata花写真・花観察地図》

　カキツバタ（Japanese Iris）は江戸時代に品種改良され、様々な品種が創出されています。カキツバタの青紫色の涼しげな花は、初夏を告げる花として人気があります。初夏に京都平安神宮を花散歩していると、青色の涼しげなカキツバタの花が水辺に咲いていました（撮影2016.5.18）。

三重県亀山サンシャインパークに咲くカキツバタの花写真（撮影2009.5.3）

　カキツバタ（Iris laevigata）は日本など東アジア原産の植物で、水辺に自生する植物です。カキツバタはほかのアヤメ科の植物のアヤメなどに比べ、水中を好む植物です。初夏近くに三重県亀山サンシャインパークの水辺を花散歩していると、青紫色のカキツバタの花が咲いていました（撮影2009.5.3）。

《アヤメ科アヤメ属カキツバタ杜若Japanese Iris Iris laevigata花写真・花観察地図》

　カキツバタ（Japanese Iris）は日本など東アジアが原産の植物です。カキツバタは尾形光琳などに描かれ世界中に紹介されているので、Japanese Iris（日本のアイリス）と呼ばれることもあります。初夏に京都平安神宮に咲くカキツバタの花も涼しげです（撮影2016.5.18）。

　カキツバタ（Iris laevigata）はアヤメ科アヤメ属の植物で、アヤメ属の植物は世界中に260～300種程が知られています。アヤメ属の属名はIris＝Iris was the name of the Greek goddess of the rainbow＝ギリシャ語「虹の女神」の意味です。初夏近くに金沢兼六園を花散歩していると、カキツバタの花が咲きだしていました（撮影2017.4.25）。

　カキツバタ(杜若)の花は花被片6（外花被片3、内花被片3）ですが、稀に外花被片6のものもあります。初夏近くに京都丸山公園に咲くカキツバタの花は外花被片が6枚ありました（撮影2014.5.1）。外花被片6のものを六英花（ろくえいか）と呼びます。

　カキツバタ（Iris laevigata）の種名laevigata＝from Latin 'levis' meaning 'smooth'＝古代ラテン語で「滑らか」の意味です。カキツバタの花は他のアヤメ科の植物に比べ花が滑らかで光沢があります。京都平安神宮に咲くカキツバタの花もシュッとして爽やかでした（撮影2016.5.18）。

《アヤメ科アヤメ属カキツバタ杜若Japanese Iris Iris laevigata花写真・花観察地図》

三重県亀山サンシャインパークに咲くカキツバタの花写真（撮影2009.5.3）

三重県亀山サンシャインパークに咲くカキツバタの花は白色の花もありました

奈良東院庭園に咲くカキツバタの花は初夏の陽に輝いて見えました

　アヤメ科アヤメ属カキツバタ（杜若Japanese Iris Iris laevigata）は日本など東アジア原産の青紫色の涼しげな植物です。カキツバタの美しく上品な花は、古くから親しまれています。カキツバタ初夏の訪れを告げる花で、初夏の花散歩には欠かせない植物です。同じアヤメ科のハナショウブと同じ部分と異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったカキツバタの花写真が、一枚でもあれば幸いです。

　カキツバタ（杜若）花散歩楽しんでもらえたでしょうか？カキツバタ（杜若）の上品で涼しげな花は、初夏の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手にカキツバタ（杜若）花散歩を楽しんでください。カキツバタ（杜若）花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、カキツバタ（杜若）の花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらボタン花散歩も眺めていってください。