ハマカンゾウ花散歩

夏の浜辺をオレンジ色の花で飾るハマカンゾウ・ハマカンゾウの明るい花は海辺の花散歩の楽しみ

　ユリ科ワスレグサ属ハマカンゾウ（浜萱草Kwanzo Hemerocallis fulva ver. littorea他）は日本中国などの海辺が原産の単子葉、常緑、多年生、草本です。ハマカンゾウは主に種子、根茎で増えます。ハマカンゾウの葉は、常緑の根生葉で少し厚みがあります。ハマカンゾウの花はユリ科特有の花で花被片6枚です。ハマカンゾウの雄蕊は6、雌蕊は1です。ハマカンゾウの明るく華やか花は、夏らしい華やかな花です。夏の浜辺を飾るハマカンゾウをハマカンゾウ花写真、ハマカンゾウ花観察地図、ハマカンゾウ花情報でお楽しみ下さい。

★ユリ科ワスレグサ属ハマカンゾウ浜萱草Kwanzo Hemerocallis fulva ver. littorea他花写真・花観察地図★

　ユリ科ワスレグサ属ハマカンゾウ（浜萱草Kwanzo Hemerocallis fulva ver. littorea他）は日本中国などの海辺が原産の単子葉、常緑、多年生、草本です。夏の浜辺をオレンジ色の明るく華やかな花で飾るハマカンゾウは世界中で愛されている花です。初夏に横須賀観音崎公園の浜辺を花散歩していると、ハマカンゾウの黄色に近いオレンジ色の花が咲きだしていました（撮影2014.7.14）。

観音崎灯台を背景に咲くハマカンゾウ花写真（撮影2014.7.14）

　ハマカンゾウ（浜萱草Beach Kwanzo）の花は、ユリ科特有の花で花被片6枚です。ハマカンゾウの雄蕊は6、雌蕊は1です。ハマカンゾウのオレンジ色の明るく華やか花は、夏らしい華やかな花です。夏に観音崎を花散歩していると、観音崎灯台を背景に咲くハマカンゾウの花が観察できました。

《ユリ科ワスレグサ属ヤブカンゾウ藪萱草Kwanzo Hemerocallis fulva ver. kwanso 他の花情報》　

植物名	ワスレグサ属ハマカンゾウ　漢字浜萱草　英語 Beach Kwanzo　中国語　萱草
学名	Hemerocallis fulva ver. littorea　他
科名	ユリ科
属名	ワスレグサ属　Hemerocallis
花期	夏の花　初夏の花
花色	オレンジ色　赤色花　黄色花
原産	日本、中国
観察	横浜、東京、鎌倉、横須賀、沖縄、他
特徴	ユリ科、種子、根茎で増える、単子葉、多年生、常緑、草本、高さ50～100cm、根生葉、平行脈、海浜植物、花期（夏）、花色（赤色花　黄色花）、花被片筒状（6）、雄蕊6、雌蕊1、子房3室、花期後実（蒴果）、海浜植物、観賞、切り花、食用、漢方薬、他
利用	海浜植物、観賞、切り花、食用、漢方薬、他
意味	ハマカンゾウ＝浜萱草＝浜に生育する萱　中国語＝萱草＝カンゾウ属名Hemerocallis＝from Greek hēmerokalles=hēmera(day)+kallos(beauty)＝ラテン語で「一日の美」種名fulva＝from Latin word 'fulvum' meaning 'tawny or deep yellow' .＝ラテン語で「黄褐色」の意味品種名littorea＝from Latin meaning 'Sea shore' ＝古代ラテン語で「海辺」の意味

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★ユリ科ワスレグサ属ハマカンゾウ浜萱草Kwanzo Hemerocallis fulva ver. littorea他花写真・花観察地図★

荒崎海岸の草地に咲くハマカンゾウ花写真（撮影2006.8.10）

　ハマカンゾウ（浜萱草）の葉は、常緑の根生葉で少し厚みがあります。ハマカンゾウは海浜植物で乾燥や潮風に強い植物です。夏に横須賀荒崎海岸を花散歩していると、草地に咲くハマカンゾウの花が観察できました（撮影2006.8.10）。

観音崎自然博物館前に咲くハマカンゾウ花写真（撮影2014.9.15）

　ハマカンゾウ（Orange day-lily）の花期は夏から初秋で、花色はオレンジ色、黄色、赤色などです。初秋に観音崎自然博物館前を花散歩していると、赤色のハマカンゾウの花が観察できました。初秋のハマカンゾウの花色は初夏のハマカンゾウの花色とは違って、深みのある花色です。

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鎌倉極楽寺近くに咲くハマカンゾウ花写真（撮影2010.8.10）

　ハマカンゾウ（Hemerocallis fulva ver. littorea他）は日本中国などが原産の海浜植物ですが、古くから食用や漢方薬（金針菜）などとして重宝されています。夏に鎌倉極楽寺近くを花散歩していると、ハマカンゾウの花が土手に咲いていました（撮影2010.8.10）。鎌倉極楽寺は鎌倉時代には、製薬施設や診療施設があった場所として知られています。ハマカンゾウも、利用していたかもしれません。

　ハマカンゾウ（浜萱草）はユリ科ワスレグサ属の植物ですが、ワスレグサ属の植物は世界中に16種程が知られています。ワスレグサ属の属名Hemerocallis＝from Greek hēmerokalles=hēmera(day)+kallos(beauty)＝ラテン語で「一日の美」の意味です。ワスレグサ属の植物は、花が1日しか持たないです。初夏の観音崎の浜辺に咲くハマカンゾウの花はまだ咲き初めで、初々しく見えました（撮影2014.7.14）。

横須賀自然博物館前に咲くハマカンゾウ花写真（撮影2014.7.14）

　ハマカンゾウ（浜萱草）の種名fulva＝from Latin word 'fulvum' meaning 'tawny or deep yellow' .＝ラテン語で「黄褐色」の意味です。初夏に横須賀自然博物館前に咲くハマカンゾウの花色は少し黄褐色に見えました（撮影2014.7.14）。なおハマカンゾウの品種名ver. littorea＝from Latin meaning 'Sea shore' ＝古代ラテン語で「海辺」の意味です。

観音崎に咲くハマカンゾウの花と蒴果写真（撮影2014.9.15）

　ハマカンゾウ（Hemerocallis fulva ver. littorea他）は花期後、緑色の実（蒴果）を付けます。初秋に観音崎の海を臨む高台を花散歩していると、崖縁にハマカンゾウの花と、実（蒴果：さくか）が観察できました（撮影2014.9.15）。ハマカンゾウは、種子や根茎で増えます。

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鎌倉極楽寺近くに咲くハマカンゾウ花写真（撮影2010.8.10）

観音崎の浜辺に咲くハマカンゾウのオレンジ色の花も綺麗です

鎌倉極楽寺近くに咲くハマカンゾウ花写真（撮影2010.8.10）

観音崎の遊歩道に咲くハマカンゾウ花写真（撮影2014.9.15）

観音崎の遊歩道脇に咲くハマカンゾウの花は遊歩道を飾ります

　ユリ科ワスレグサ属ハマカンゾウ（浜萱草Kwanzo Hemerocallis fulva ver. littorea他）は日本中国などが原産の海浜植物です。ハマカンゾウは観賞用だけでなく、食用や薬草（金針菜）にも利用されています。ハマカンゾウ（浜萱草）と同じユリ科のクルマユリ、ニッコウキスゲと同じ所と異なる部分を比較してみるのも良いですね。

　ハマカンゾウ（浜萱草）花散歩を、楽しんでもらえたでしょうか？ハマカンゾウ（浜萱草）のオレンジ色の明るい花は、夏の浜辺を美しく飾ります。またハマカンゾウ（浜萱草）の花は、海辺に夏を届けてくれます。皆様もこのページの地図を片手に、ハマカンゾウ（浜萱草）花散歩を楽しんでください。ハマカンゾウ（浜萱草）花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、ハマカンゾウ（浜萱草）の花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらフェイジョア花散歩も眺めていってください。