コリウス花葉散歩

秋の庭園、街路を美しい花とお洒落な葉で飾るコリウス・コリウスの花と葉は世界中で愛されています

　シソ科コリウス属コリウス（錦紫蘇Painted Nettle Coleus blumei 他）はマレーシアなど熱帯地方が原産の高さ60～75cm程の、常緑、多年生、草本です。コリウスの葉は対生で、楕円形の葉は紫色、赤色、緑色などの変化があり観葉植物として人気があります。コリウスの花はシソ科特有の唇状で、花弁は筒状5裂、花色は青色他です。コリウスの唇状花は花被片5、雌蕊1、雄蕊4です。コリウスの色とりどりの葉と青色の小花は庭園や街路を美しく飾ります。コリウスをコリウス花葉写真、コリウス花葉観察地図、コリウス花葉情報でお楽しみ下さい。

《シソ科コリウス属コリウス錦紫蘇Painted Nettle Coleus blumei 花葉写真・花葉観察地図》

　コリウス（錦紫蘇Painted Nettle Coleus blumei 他）はマレーシアなど熱帯地方が原産のシソ科の植物で、日本では観葉植物として知られています。コリウスの色とりどりの葉と青色の小花は庭園や街路を美しく飾ります。初夏に羽田空港を花散歩していると、色とりどりのコリウスのいつくしい葉が出迎えてくれました（撮影2021.7.23）。コリウスの葉は夏の強い日差しに負けずに涼しげに見えます。

　コリウス（錦紫蘇）の花期は夏から秋で花色は青色、青紫色などです。コリウスの可愛らしい花も綺麗ですが、コリウスは葉が美しく観葉植物として人気が高いです。秋に仙台瑞鳳殿を花散歩していると、コリウスの可愛らしい花と赤色の美しい葉が観察できました（撮影2020.10.26）。

　シソ科コリウス属コリウス（Painted Nettle）はマレーシアなど熱帯地方が原産の高さ60～75cm程の、常緑、多年生、草本です。コリウスは主に種子、挿し木で増えます。コリウスの葉は対生で、楕円形の葉は紫色、赤色、緑色などの変化があり、観葉植物として人気があります。秋に函館ベイエリアを花散歩していると、コリウスの美しい葉とともに、青色の花も観察できました（撮影2015.9.28）。

横浜元町公園に咲く青色のコリウスの花写真（撮影2014.7.28）

　コリウスSolenostemon rotundifoliusの花はシソ科特有の唇状で、花弁は筒状5裂、花色は青色他です。コリウスの唇状花は花被片5裂、雌蕊1（柱頭2裂）、雄蕊4です。初夏に横浜元町公園を花散歩していると、黄緑色の葉が目に鮮やかなコリウスSolenostemon rotundifoliusの穂状の花茎に青色のシソ科特有の唇状の花が咲いていました（撮影2014.7.28）。横浜元町公園に咲く青色のコリウスの花とライムグリーンの葉はとても涼しげに見えました。

舞浜駅前に飾られた紫色の葉のコリウス写真（撮影2019.7.28）

　コリウス（錦紫蘇Painted Nettle）は観葉植物として、世界中で人気があります。コリウスの葉は対生で、楕円形の葉は紫色、赤色、緑色などの変化があります。夏に舞浜駅前を花散歩していると、紫色のコリウスの葉の鉢植えが飾られていました（撮影2019.7.28）。舞浜駅前に飾られた紫色の葉のコリウスは、夏の日差しに負けない強さがあります。

《シソ科コリウス属コリウス錦紫蘇Painted Nettle Coleus blumei の花葉情報》　

植物名	シソ科コリウス属コリウス　漢字　錦紫蘇　英語　Painted Nettle　中国語　彩叶草
学名	Coleus blumei 　Solenostemon rotundifolius　Plectranthus scutellarioides　他
科名	シソ科 Lamiaceae
属名	コリウス属　Coleus 、Solenostemon、Plectranthus　等
花期	夏の花　初秋花　秋の花
花色	青色花　紫色花　他
原産	マレーシア　他
観察	横浜市　横須賀市　鎌倉市　長野県　京都市　東京都　台北市　北京市　天津市　那覇市　他
特徴	双子葉、常緑、多年生、草本、シソ科、種子、挿し木で増える、高さ60～75cm、葉は対生葉色（紫色、赤色、緑色）花期秋、花色（青色）、穂状花、唇状花、花被片筒状5裂、雄蕊4、雌蕊1（柱頭2裂）、果実4裂（種子微小）、観葉植物、庭園、鉢植え、公園
利用	観賞用、庭園、鉢植え、公園、食用
意味	英名Painted Nettle＝彩られた「イラクサ」＝コリウスの葉が色とりどりで、イラクサの葉に似ている属名Coleus ＝name from Greek (koleus'a sheath')＝「さや」の意味、雄蕊が融合し鞘状になる種名blumei ＝Named for Carl Ludwig Blume＝ドイツの植物学者Carl Ludwig Blumeの名から

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《シソ科コリウス属コリウス錦紫蘇Painted Nettle Coleus blumei 花葉写真・花葉観察地図》

横浜赤レンガパーク近くに咲くコリウスの青色の花写真（撮影2014.9.6）

　シソ科コリウス属コリウス（錦紫蘇Painted Nettle Coleus blumei 他）はマレーシアなど熱帯地方が原産の高さ60～75cm程の、常緑、多年生、草本です。コリウス属の植物は100種以上が知られていますが、日本ではColeus blumei、Plectranthus scutellarioidesなどが良く栽培されています。秋に横浜赤レンガパーク近くを花散歩していると、緑色の葉で斑入り葉のコリウスに青色の花が咲いていました（撮影2014.9.6）。コリウスの花はシソ科らしく、日本のシソの花によく似ています。

横浜アメリカ山公園に咲く青色のコリウスの花と赤紫色の葉写真（撮影2014.7.24）

　コリウスPlectranthus scutellarioidesは主に種子、挿し木で増えます。コリウスの葉は対生で、楕円形（長卵形）の葉は紫色、赤色、緑色などの変化があり観葉植物として人気があります。夏に横浜アメリカ山公園を花散歩していると、赤紫色の葉のコリウスがありました（撮影2014.7.24）。横浜アメリカ山公園のコリウスの葉と、横浜赤レンガパーク近くのコリウスの葉ではずいぶん葉の色が異なって見えますが青色の花の色と構造はほとんど同じに見えます。

《シソ科コリウス属コリウス錦紫蘇Painted Nettle Coleus blumei 花葉写真・花葉観察地図》

イタリア山庭園に咲くコリウスの花とシジミチョウ写真（撮影2012.10.23）

　コリウスの筒状で唇型の花は、昆虫たちが蜜を吸いにやってくるのに適した形です。秋にイタリア山庭園を花散歩していると、コリウスの筒状で唇型の花にシジミチョウが止まって蜜を吸っている様子が観察できました（撮影2012.10.23）。シジミチョウはよく見ると筒状で唇型に開いたコリウスの青色の花に止まり、頭部を花の中に差し込んでいます。虫媒花のコリウスはシジミチョウなどの昆虫の力を借りて受粉し、実を付け種子を残します。

赤色紫色緑色の斑模様のコリウスの葉と青色の花写真（撮影2011.9.15）

　コリウスの葉の色は様々ですが、花の形や構造はほとんど変わりません。コリウスの花は筒状で下唇が前方に伸び、昆虫たちが止まりやすくなっています。またコリウスの上唇は裂して横に広がっています。秋に横浜馬車道を花散歩していると、赤色紫色緑色の斑模様のコリウスの葉の中から、コリウスの穂状の青い花が覗いて見えました（撮影2011.9.15）。赤色紫色緑色の斑模様のコリウスの葉もきれいですね。

青紫色の花が咲く港の見える丘公園のコリウス花写真（撮影2013.7.2）

　夏に港の見える丘公園を花散歩していると、ライムグリーンの葉が目に鮮やかなコリウスSolenostemon rotundifoliusに青紫色の花が咲きだしていました（撮影2013.7.2）。港の見える丘公園に咲くコリウスの花は、花茎がまだ短くこれから長い期間咲きそうに見えました。

那覇市壷屋やちむん通りの赤色黄色の斑入りのコリウス葉写真（撮影2013.1.30）

　コリウスPlectranthus scutellarioidesは熱帯地方が原産の植物で、常緑、多年生、草本です。冬に沖縄県那覇市にある壷屋やちむん通りを花散歩していると、赤色黄色の斑入りのコリウス葉が観察できました（撮影2013.1.30）。沖縄地方では真冬でも、コリウスの葉は枯れずに元気に育ちます。那覇市壷屋やちむん通りの赤色黄色の斑入りのコリウス葉もお洒落ですね。

《シソ科コリウス属コリウス錦紫蘇Painted Nettle Coleus blumei 花葉写真・花葉観察地図》

　夏に長野県松本市大名町通りを花散歩していると、鉢植えのコリウスが街路に飾られていました（撮影2014.7.23）。寒冷地の松本市でも、夏であればコリウスは栽培可能のようです。松本市大名通りのコリウス葉も色とりどりでした。

横浜グランモールのコリウスの赤色の葉写真（撮影2013.10.28）

　秋に横浜美術館からグランモールに向けて花散歩していると、赤茶色のきれいなコリウスの葉がありました。コリウスは様々な品種があり、葉の色も様々です。横浜グランモールのコリウスの赤色の葉も、お洒落に見えます。

横浜スタジアム前の色とりどりのコリウスの葉写真（撮影2014.8.14）

　夏に横浜スタジアム前（横浜公園）を花散歩していると、様々な葉色のコリウスがありました（撮影2014.8.14）。シソ科のコリウスの葉には、アントシアニン系の赤い色素が含まれています。コリウスのバラエティーに富んだ葉色は、植物の緑色系の色素クロロフィルとアントシアニンの赤色系の色素の絶妙なバランスによって生じます。皆様はコリウスのどの葉色が、お好みでしょうか？

《シソ科コリウス属コリウス錦紫蘇Painted Nettle Coleus blumei 花葉写真・花葉観察地図》

横浜山手公園に咲くコリウスの青色の花写真（撮影2014.9.14）

　秋に山手公園を花散歩していると、コリウスの青色の花がとても涼しげに見えました（撮影2014.9.14）。コリウスの花盛りの時期は、日本では秋になります。横浜山手公園に咲くコリウスの青色の花色も、印象に残りました。

　初秋に山下公園を花散歩していると、色とりどりのコリウスの葉が氷川丸を背景に観察されました（撮影2014.9.6）。横浜山下公園の花壇のコリウスは、去りゆく夏を惜しんでいるように見えました。

新高島駅前に咲くコリウスの青紫色の花写真（撮影2013.8.11）

　夏の夕刻に新高島駅前を花散歩していると、コリウスの青紫色の花が咲いていました（撮影2013.8.11）。新高島駅前に咲くコリウスの青紫色の花はラベンダー色の爽やかな花色でした。シソ科の植物の花色は、青色、紫色など様々です。

横浜公園に咲くコリウスの花と赤茶色の葉写真（撮影2012.9.7）

　初秋に横浜公園を花散歩していると、赤茶色の葉のコリウスがありました（撮影2012.9.7）。コリウスの赤茶色の色は緑色（クロロフィルの色）と赤色（アントシアニンの色）が合わさった色です。横浜公園のコリウスの赤茶色の葉をよく見ると、裏側は緑色で表面が赤色に見えます。コリウスの葉の表面に多くある赤色の色素（アントシアニン）は、強い日差しから植物の葉を守っていると考えられています。横浜公園のコリウスの赤茶色の葉をよく見ると、コリウスの葉の秘密が少しわかるようです。

《シソ科コリウス属コリウス錦紫蘇Painted Nettle Coleus blumei 花葉写真・花葉観察地図》

横浜ワールドポーターズ前に生育する色とりどりのコリウス葉写真（撮影2014.8.12）

　夏に横浜ワールドポーターズ前を花散歩していると、色鮮やかな葉色のコリウスが観察できました（撮影2014.8.12）。コリウス花散歩をすると、熱帯地方の植物が強い日差しから身を守りながら光合成をする仕組みが少し見えて来ます。横浜ワールドポーターズ前に生育する鮮やかな赤色のコリウスの葉は、やはり赤い色素が表面にあるようですね。ライムグリーンの葉には赤い色素はありませんが、透明に見える別の色素（フラボンなど）がコリウスの葉を紫外線から守っているようです

大阪中之島にある大阪中央公会堂前のコリウスの葉は秋色です

大阪服部植物園の色とりどりのコリウス葉写真（撮影2014.10.19）

　熱帯地方が原産のコリウスは観葉植物として人気です。コリウスの赤色、茶色、紫色、緑色、ライムグリーンなどの様々な葉色は変化に富んでいます。皆様も比較的栽培が容易なコリウスを栽培したり、観察してみると面白そうですね。コリウスと同じシソ科のラベンダーと同じ部分と、異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったコリウスの花葉写真が、一枚でもあれば幸いです。

　コリウス花葉散歩楽しんでもらえたでしょうか？夏から秋の街路、庭園を美しく飾るコリウスの色とりどりの葉色と青く爽やかな花は夏から秋の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手に、コリウス花葉散歩を楽しんでください。コリウス花葉散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。またコリウスは、世界中で愛され、利用されている植物です。なお資料写真の背景がボケていますが、コリウスの花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらマリーゴールド花散歩も眺めていってください。