チシマギキョウ花散歩

高山帯の砂礫地を飾るイワギキョウの花は高原に秋を告げます・イワギキョウは高山帯の花散歩の楽しみ

　キキョウ科ホタルブクロ属チシマギキョウ（千島桔梗Aleutian bellflower Campanula chamissonis 他）は日本やカムチャッカ半島、アラスカなどの寒冷地が原産の双子葉、多年生、草本です。チシマギキョウの花は青紫色で、キキョウ科特有の花で、がく片5、花弁先端5裂、雄蕊5、雌蕊1（先端3裂）です。チシマギキョウは花期後実（蒴果）を付けます。チシマギキョウは夏から秋の高山の花でベル状の涼しげな花が人気です。チシマギキョウの青紫色の優しげな花は、夏から秋の高山の花散歩の楽しみです。チシマギキョウをチシマギキョウ花写真、チシマギキョウ花観察地図、チシマギキョウ花情報でお楽しみ下さい。

《キキョウ科ホタルブクロ属チシマギキョウ千島桔梗Aleutian bellflower Campanula chamissonis 他の花写真・花観察地図》

乗鞍富士見岳の岩間に咲くチシマギキョウ花写真（撮影2011.8.09）

　チシマギキョウ（千島桔梗）日本やカムチャッカ半島、アラスカなどの寒冷地が原産の双子葉、多年生、草本です。チシマギキョウは日本では中部山岳以北に生育する、高山植物として知られています。夏に乗鞍富士見岳（標高約2817m）を花散歩していると、岩の間から青紫色のチシマギキョウの花が咲いていました（撮影2011.8.09）。

乗鞍富士見岳の岩間に咲くチシマギキョウ花写真（撮影2011.8.09）

　チシマギキョウ（Aleutian bellflower）の花は青紫色で、キキョウ科特有の花で、がく片5、花弁先端5裂、雄蕊5、雌蕊1（先端3裂）です。チシマギキョウは夏から秋の高山の花でベル状の涼しげな花が人気です。チシマギキョウの青紫色の優しげな花は、夏から秋の高山の花散歩の楽しみです。夏に乗鞍富士見岳（標高約2700m付近）を花散歩していると、イワギキョウの青紫色の5裂した花弁から雌蕊1（先端3裂）がよく観察されました。

《キキョウ科ホタルブクロ属イワギキョウ岩桔梗Alaska Harebell Campanula lasiocarpa 他の花情報》

花の名前	ホタルブクロ属チシマギキョウ　漢字　千島桔梗　英語 Aleutian bellflower　中国語
学名	Campanula chamissonis　他
科名	キキョウ科　Campanulaceae
属名	ホタルブクロ属　Campanula
花期	秋の花　夏の花
花色	紫色花　青色花
原産	日本、千島列島、アラスカなどの寒冷地、高山帯、氷河地帯
観察地	長野県、北海道、他
特徴	双子葉、多年生、草本、種子で増える、キキョウ科、高さ約10cm、葉はへら状、鋸歯花期（夏、秋）、頭状花序、花色（紫色）、がく片5、花弁ベル状先端5裂、雄蕊5、雌蕊1、子房3室花期後実（蒴果）、高山植物、寒冷地、高原の花、秋の花、絵画、観賞
利用	高山植物、寒冷地、高原の花、秋の花、ベルフラワー、絵画、観賞、鉢植え
意味	チシマギキョウ＝千島桔梗、英語Aleutian bellflower＝（アリューシャン列島のベルフラワー）属名Campanula＝from Latin word campana meaning 'small bell'＝ラテン語で「小さなベル」の意種名chamissonis＝name after German botanist Chamisso＝ドイツの植物学者Chamisso氏から

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《キキョウ科ホタルブクロ属チシマギキョウ千島桔梗Aleutian bellflower Campanula chamissonis 他の花写真・花観察地図》

北八ヶ岳麦草峠の砂礫地に咲くチシマギキョウ花写真（撮影2014.7.22）

　チシマギキョウ（Campanula chamissonis 他）は英語名Aleutian bellflower＝アリューシャン列島のベルフラワーと呼ばれます。チシマギキョウはアリューシャン列島や千島列島の寒冷な砂礫地に生育するそうです。夏に北八ヶ岳麦草峠（標高約2120m付近）の砂礫地に、青色のチシマギキョウの花が咲いていました（撮影2014.7.22）。北八ヶ岳麦草峠の砂礫地に咲くチシマギキョウの花は、夏の陽に青く輝いて見えました。

北八ヶ岳麦草峠の草の合間に咲くチシマギキョウ花写真（撮影2014.7.22）

　チシマギキョウ（千島桔梗）の属名はCampanula＝from Latin word campana meaning 'small bell'＝ラテン語で「小さなベル」の意味です。夏に北八ヶ岳麦草峠（標高約2120m付近）を花散歩していると、チシマギキョウの可愛らしい花が草の間に咲いていました。チシマギキョウの可愛らしい花は、「小さなベル」のように見えます。

《キキョウ科ホタルブクロ属チシマギキョウ千島桔梗Aleutian bellflower Campanula chamissonis 他の花写真・花観察地図》

北八ヶ岳麦草峠の岩の合間に咲くチシマギキョウ花写真（撮影2014.7.22）

　チシマギキョウ（Aleutian bellflower）の種名chamissonis＝name after German botanist Chamisso＝ドイツの植物学者Chamisso氏から来ています。ドイツの植物学者Chamisso氏はベーリング海を探検する中で、美しいチシマギキョウの可愛らしい花に出会ったようです。チシマギキョウはドイツでは、Chamisso-Glockenblume（Chamisso氏のホタルブクロ）と呼ばれています。北八ヶ岳麦草峠の岩の合間に咲くチシマギキョウの花は涼し気に見えます（撮影2014.7.22）。

高山の砂礫地で上向きに咲くイワギキョウの青紫色の花写真（撮影2010.8.19）

　チシマギキョウ（Campanula chamissonis 他）は同属のイワギキョウ（岩桔梗Alaska Harebell Campanula lasiocarpa 他）に生育地も花の形もよく似ています。チシマギキョウの花弁には毛が生えていますが、イワギキョウの花弁には毛がなくがく片が三角形にとがっていないことから区別することができます。

　キキョウ科ホタルブクロ属チシマギキョウ（千島桔梗Aleutian bellflower Campanula chamissonis 他）は日本やカムチャッカ半島、アラスカなどの寒冷地が原産のベル状の涼しげな花です。チシマギキョウ（千島桔梗）の涼しげな花は、夏から秋の高山帯（高山植物）の砂礫地を美しく飾ります。チシマギキョウ（千島桔梗）の花は、夏から秋の高山の花散歩には欠かせない植物です。チシマギキョウ（千島桔梗）と同じキキョウ科のホタルブクロと同じ部分と異なる部分を比較してみるのも良いですね。このページの中で皆様が気に入ったチシマギキョウ（千島桔梗）の花写真が、一枚でもあれば幸いです。

　チシマギキョウ（千島桔梗）花散歩楽しんでもらえたでしょうか？チシマギキョウ（千島桔梗）の涼し気な花は、夏から秋の高山の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手にチシマギキョウ（千島桔梗）花散歩を楽しんでください。チシマギキョウ（千島桔梗）花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、チシマギキョウ（千島桔梗）の花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらタムラソウ花散歩も眺めていってください。