モモ花実散歩

モモの美しく華麗な花は春を告げます・モモの花と実は春から夏の花散歩の楽しみ

　バラ科スモモ属モモ（桃Peach Prunus persica）は中国原産の双子葉、落葉小高木です。モモは成長すると高さ4m～10m程に成長します。モモは春に赤色、白色の花を咲かせます。モモは大きさ2.5cm～3cm程の花を、枝いっぱいに付けます。モモの花はバラ科特有の花弁5枚が基本で、雌しべ１、雄しべ多数で、八重咲きのものもあります。モモは夏に、大きく美しい果実を付けます。モモの花とモモの実は、世界中から愛され利用されています。モモをモモ花実写真、モモ花実観察地図、モモ花実情報でお楽しみ下さい。

《バラ科スモモ属モモ桃Peach Prunus persicaの花実写真・花実観察地図》

　バラ科スモモ属モモ（桃Peach Prunus persica）は中国原産の双子葉、落葉小高木です。モモは成長すると高さ4m～10m程に成長します。モモは春に赤色、白色の花を咲かせます。春に北京市前門大街を花散歩していると、花弁が5枚の一重咲きのモモの花が咲いていました（撮影2013.4.24）。北京市に咲く薄紅色の一重の桃の花は、北京の青空に映えます。

横浜馬車道近くに咲く色とりどりのモモの花写真（撮影2015.4.2）

　モモ（桃Peach Prunus persica）は大きさ2.5cm～3cm程の花を、枝いっぱいに付けます。モモの花はバラ科特有の花弁5枚が基本で、雌しべ１、雄しべ多数で、八重咲きのものもあります。春に馬車道から横浜汽車道に向けて花散歩していると、赤色、白色、薄紅色と、色とりどりの八重咲のモモの花が咲いていました（撮影2015.4.2）。

　モモ（桃Peach Prunus persica）の花期は春から初夏で、花色は白色、桃色、紅色、赤色などです。モモの美しい花は世界中で愛されています。春に香川県高松城を花散歩していると、赤色のモモの花が咲いていました（撮影2018.4.9）。高松城に咲く赤色のモモの花は、春を祝っているように見えました。

《バラ科スモモ属モモ桃Peach Prunus persicaの花実情報》　　

植物名	バラ科スモモ属モモ　漢字　桃　英語　Peach　中国語　桃
学名	Prunus persica　Amｙgdaｌus persica　他
科名	バラ科
属名	スモモ属　Prunus
花期	春の花　早春花　初夏花
花色	赤色花　白色花
原産	中国
観察地	北京市、台北市、鎌倉市、横浜市、横須賀市、東京都、下田市、金沢市　他
特徴	双子葉、落葉小高木、バラ科、種子、挿し木で増える、中国原産、高さ4m～10m 赤色、白色の5弁の花、基本5枚の花弁、雌しべ１、雄しべ多数、夏に大きな実を実らせる、果樹、鑑賞、公園花、園芸、切り花、食用、葉実は薬用、アロマ、種子にはAmygdalin
利用	食用、観賞用、化粧品、薬用、果実酒、ジュースなど多方面に利用価値が高い
意味	桃＝桃（中国語）　英語名Peachはペルシャ（現イラン）を意味している。 Prunus（ラテン語プラムを意味）＝スモモ属を表す、 persica＝ペルシャから来たの意味（桃が中国からペルシャ経由でヨーロッパに渡来したため）

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《バラ科スモモ属モモ桃Peach Prunus persicaの花実写真・花実観察地図》

　信州に遅い春がやってきた初夏の五月上旬に、長野県小布施町を花散歩していると、モモの花が満開でした（撮影2007.5.5）。バラ科スモモ属モモ（桃Peach Prunus persica）は中国原産の双子葉、落葉小高木です。モモの花は赤色（ピンク色）のものが多く、バラ科特有の5枚の花弁と雌しべ1、雄しべ多数が特徴です。小布施町の美しい青空の下で咲く赤色モモの花は見事です。この時期北信州は桃源郷のような美しさになります。

　春に横浜桜木町から横浜赤レンガ倉庫に向けて横浜汽車道を花散歩していると、ナビオス横浜前に白色のモモの花が咲いていました。モモの花の花弁は5枚が基本ですが、上の写真のように八重咲き（多重弁）のものもあります。モモの花は花柄が短いので、枝から直接咲いているように見えます。横浜汽車道に咲く白色のモモの花は、横浜の青い空に映えます。

　モモ（桃Peach Prunus persica）の花色は白色、桃色、紅色、赤色などです。日本ではモモの花色は桃色が好まれるようですが、中国では紅色や赤色のモモの花が好まれるようです。春に中国天津市の天津駅前を花散歩していると、紅色のモモの花が駅前に咲いていました（撮影2013.4.25）。中国天津駅前に咲く紅色のモモの花も印象的です。

《バラ科スモモ属モモ桃Peach Prunus persicaの花実写真・花実観察地図》

北京市紫禁城堀端に咲く薄紅色の桃の花写真（撮影2013.4.27）

　モモ（桃PeachPrunus persica）の原産は中国です。中国ではモモは大切な植物です。中国の漢詩や文学、書画、陶磁器などにも多数取り上げられています。早朝世界遺産に登録された北京市紫禁城堀端を花散歩していると、堀端に薄紅色のモモの花が咲いていました（撮影2013.4.27）。北京市紫禁城堀端に咲く薄紅色の桃の花は、綺麗な八重咲きでバラの花のように見えました。確かにモモは、バラ科ですから似て見えるのもうなずけます。北京市紫禁城堀端に咲く薄紅色の桃の花は、紫禁城の重厚な建築物に負けない風格を持っていました。

横須賀馬堀海岸に咲くピンク色のモモの花写真（撮影2009.3.30）

　三浦半島にある横須賀馬堀海岸から観音崎付近は冬でも温暖な地域です。春に横須賀馬堀海岸近くの道を花散歩していると、ピンク色のモモの花（多重弁）が咲いていました（撮影2009.3.30）。モモの枝先に、1輪赤いモモの花が咲いていました。モモの枝先の葉もアクセントになっていてとても美しく見えました。モモの葉は殺菌効果があり、桃葉湯にして使うと肌荒れに良いと言われています。

横浜赤レンガ倉庫近くに咲くつぼみが開き始めたピンク色のモモの花写真（撮影2011.4.5）

　モモの花は、蕾（つぼみ）の時期も可愛いです。春に横浜赤レンガ倉庫前を花散歩していると、つぼみが開き始めたピンク色のモモの花が咲いていました（撮影2011.4.5）。蕾の時期の桃を切り花にして使うのも良いですね。中国原産のモモの花は、世界中から愛されている花です。

　早春の下田はとても暖かく花散歩に最適な場所です。早春に海を臨む下田東急ホテルの庭を花散歩していると、赤色のモモの花が満開でした（撮影2008.3.23）。日本の開港の舞台下田の青い海に赤色のモモの花はとても良く映えます。

《バラ科スモモ属モモ桃Peach Prunus persicaの花実写真・花実観察地図》

秋に稔った横浜赤レンガ倉庫前の桃の実写真（撮影2011.9.12）

　初秋に横浜赤レンガ倉庫前を花散歩していると、モモの実が稔っていました（撮影2011.9.12）。桃の実は水分や果汁が多く世界中で人気の果物です。モモの種子にはAmygdalinなどがあり、医薬品としても利用されています。桃の実は古代からヨーロッパにもたらされ、重宝されてきました。モモの学名persica＝「ペルシャから来た」の意味（桃が中国からペルシャ経由でヨーロッパに渡来したため）です。

　夏の終わりに小布施町を花散歩していると、モモの美しい実が稔っていました（撮影2008.8.17）。夏に稔る水みずしい桃の実は、とても美しいです。古代から桃の実は不老長寿の果物と言われてきましたが、モモの美しい実を見ているとそんな気がしてきます。

　初夏に北信州山ノ町近くを花散歩していると、モモの木の摘花作業をしている農家の方がいました。大きな実を稔らせるためには、摘花（てきか）作業や、摘果（てきか）作業が必要だそうです。出荷するモモを生産するには、大変な手間がかかるようですね。横浜赤レンガ倉庫前のモモの実は摘花や摘果をしないで、自然にできたものです。

《バラ科スモモ属モモ桃Peach Prunus persicaの花実写真アルバム・花実観察地図》

天津市解放北路に咲く一重咲きのモモの花写真（撮影2013.4.25）

東京羽田旧穴守稲荷神社大鳥居前に咲くモモの花写真（撮影2015.3.23）

東京羽田旧穴守稲荷神社赤鳥居前に咲くモモの花は平和の証

金沢市浅野川畔に咲く紅色のモモの花写真（撮影2017.4.23）

紅白のモモの花が咲く横浜赤レンガ倉庫前のモモの木写真（撮影2011.4.13）

紅白のモモの花が咲く横浜赤レンガ倉庫前のモモの木も珍しい

　バラ科スモモ属モモ（桃Peach Prunus persica）は中国原産の植物です。モモの華麗で美しい花は春の訪れを告げる花です。モモの花は気品もあり、清々しいので春の花散歩には欠かせない植物です。また夏に稔るおいしいモモの実も楽しみです。同じバラ科のオオシマザクラの花と同じ部分と異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったモモの花実写真が、一枚でもあれば幸いです。

　モモ花実散歩楽しんでもらえたでしょうか？モモの美しく気品のある花は、春の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手にモモ花実散歩を楽しんでください。モモ花実散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、モモの花と実が主役ですのでお許し下さい。よろしかったら中国桃花散歩も眺めていってください。