シモクレン花散歩

シモクレンの紫色の高貴な花は春を告げます・シモクレンの上品な花は春の花散歩の楽しみ

　モクレン科モクレン属シモクレン（紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliiflora）は中国原産の双子葉、小高木、落葉広葉樹です。シモクレンは成長すると高さ3m～5m程で、春先に葉が芽吹く前に紫色の美しい花を枝いっぱいに付けます。シモクレンの花は長さ8cm～10cm程で、花被片は紫色で9～12枚、花弁6～9枚、雌蕊多数、雄しべ多数です。シモクレンの紫色で上品な花は、春を告げる花として中国、日本を始め世界中で人気があります。シモクレンをシモクレン花写真、シモクレン花観察地図、シモクレン花情報でお楽しみ下さい。

《モクレン属シモクレン紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliifloraの花写真・花観察地図》

北京市恭王府に咲く薄紅色のシモクレン花写真（撮影2013.4.23）

　モクレン科モクレン属シモクレン（紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliiflora）は中国原産の双子葉、小高木、落葉広葉樹です。シモクレンは成長すると高さ3m～5m程で、春先に葉が芽吹く前に赤色、紫色の美しい花を枝いっぱいに付けます。春に北京市恭王府を花散歩していると、5m程の高さの木に薄紅色のシモクレンの花が咲いていました（撮影2013.4.23）。中国が原産のシモクレンは、北京では春を告げる花として知られています。

横浜グランモールに咲く満開のシモクレン花写真（撮影2019.3.20）

　シモクレン（紫木蓮）は成長すると高さ3m～5m程で、春先に葉が芽吹く前に赤色、紫色の美しい花を枝いっぱいに付けます。シモクレンの花は長さ8cm～10cm程で、花被片は紫色、薄紅色で9～12枚、花弁6～9枚、雌蕊多数、雄しべ多数です。早春に横浜グランモール公園を花散歩していると、満開のシモクレンの花を観察できました（撮影2017.3.20）。横浜グランモールに咲く満開のシモクレンの花は横浜に春の訪れを告げます。

東京千鳥ヶ淵公園に咲くシモクレン花写真（撮影2018.3.31）

　シモクレン（紫木蓮Magnolia liliiflora）の花期は早春から春で、花色は紫色、赤紫色、薄紅色などです。シモクレンの大型で華やかな花は世界中で人気があります。春に東京千鳥ヶ淵公園を花散歩していると、綺麗な薄紫色のシモクレンの花が新緑の木々の中で咲いていました（撮影2018.3.31）。

《モクレン科モクレン属シモクレン紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliifloraの花情報・名称由来》

植物名	モクレン科モクレン属シモクレン　漢字　紫木蓮　英語　Mulan Magnolia　中国語　紫玉蘭　紫玉兰
学名	Magnolia liliiflora　他
科名	モクレン科　Magnoliaceae
属名	モクレン属　Magnolia
花期	春の花　早春花
花色	赤色花　紫色花
原産	中国大陸（四川、雲南他）標高300m～1600mの山中、山裾
観察地	鎌倉市、横浜市、横須賀市、東京都、京都府、会津若松市、北海道、北京市、天津市　他
特徴	双子葉、落葉広葉樹、小高木、モクレン科、モクレン属、種子、挿木で増える、中国原産、花長8～10cm 樹高約3～5m、葉は卵形、花は紫色、花被片9～12、花弁6～9、雌しべ多数、雄しべ多数が螺旋状夏に実ができる、日当たりの良い場所を好む、公園樹、庭木、街路樹、漢方薬
利用	公園樹、庭木、街路樹、観賞用、漢方薬、香料、化粧品
意味	シモクレン＝紫木蓮（紫色のモクレン属の植物）、Mulan＝木蘭（中国語：むーらん、モクレンを意味） Magnolia＝モクレン属、liliiflora＝lilium（ユリ）の様なflora（花）を意味属名Magnolia＝named after French botanist Pierre Magnol＝フランスの植物学者「Pierre Magnol」より種名liliiflora＝from Latin meaning 'Lily-like flower'＝古代ラテン語で「ユリに似た花」の意味

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《モクレン属シモクレン紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliifloraの花写真・花観察地図》

　モクレン科モクレン属シモクレン（紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliiflora）は中国原産の植物です。春に紫色の長さ8cm～10cmの大きな花を咲かせます。シモクレンの花弁は6～9枚ですが、上の写真にある花の花弁は6枚です。春に鎌倉駅に近い大巧寺（おんめさま）境内を花散歩していると、美しい紫色のシモクレンの花が咲いていました（撮影2008.4.24）。シモクレンの花の花弁の外側は濃い紫色ですが、内側は薄い紫色です。鎌倉大巧寺に咲くシモクレンはすでに葉が開いていますが、春一番に咲くときにはまだ葉が付いていませんでした。

　シモクレン（紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliiflora）は中国四川省、雲南省他の300m～1600mの山中が原産の植物です。シモクレンの樹高は3m～5mで冬は落葉し、春に葉が出る前に紫色の大きな花を枝いっぱいに咲かせます。春に横浜みなと博物館から横浜美術館前を花散歩していると、樹高5m以上のシモクレンの大木に薄紫色のシモクレンの花が満開でした（撮影2011.4.3）。横浜の春の青空にシモクレンの紫色の花が映えます。

《モクレン属シモクレン紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliifloraの花写真・花観察地図》

横須賀馬堀海岸に咲くシモクレンの花写真（撮影2013.3.29）

　シモクレンは原産地中国で、紫玉蘭と呼ばれ高貴な花として慕われています。シモクレンは花が美しいだけでなく、漢方薬としても重宝されています。春に横須賀馬堀海岸を花散歩していると、薄紫色のシモクレンの花のグラデーションの色の変化に心がうたれました（撮影2013.3.29）。

夕方の横浜中村川に映えるシモクレンの花写真（撮影2010.3.13）

　シモクレン（紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliiflora）の花は、花被片が9～12枚です。上の写真のシモクレンは外花被片（がく）が3枚、内花被片（花弁）が6枚ありました。上の写真のシモクレンは花弁の外側が濃い紫色で、内側は白く見えました。横浜元町ファッションストリートから横浜中華街に向けて花散歩していると、中村川沿いにシモクレンの花の花が咲いていました（撮影2010.3.13）。夕闇迫る川沿いに咲くシモクレンの花は幻想的に見えます。

北京市円明園近くに咲くシモクレン花写真（撮影2013.4.25）

　シモクレン（紫木蓮Mulan Magnolia）の学名はMagnolia liliifloraです。モクレン属名のMagnolia＝named after French botanist Pierre Magnol＝フランスの植物学者「Pierre Magnol氏」の名から付けられています。モクレン属Magnoliaは120種程が知られていますが、大型で美しい花が多いです。シモクレンMagnolia liliifloraはモクレン属の中でも特に美しい花を咲かせる種として知られています。春に北京市円明園近くを花散歩していると、薄紅色の美しいシモクレンの花が観察できました（撮影2013.4.25）。

横浜クイーンズスクエアに咲くシモクレンの花写真（撮影2009.4.11）

　春に横浜クイーンズスクエア前を花散歩していると、シモクレン（紫木蓮Mulan Magnolia）の花がビルを背景に下から良く観察できました（撮影2009.4.11）。シモクレンは外花被片（がく片）は目立たないことが多いです。上の写真ではシモクレンの白い小さな外花被片（がく片）が、花弁の下に垂れ下がっているのが分かるでしょうか？

夕刻の横浜美術館前に咲くシモクレン花写真（撮影2015.3.23）

　シモクレン（紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliiflora）の種名liliiflora＝from Latin meaning 'Lily-like flower'＝古代ラテン語で、「ユリに似た花」の意味です。早春の夕刻に横浜美術館前を花散歩していると、薄紫色のシモクレンの花が咲いていました（撮影2015.3.23）。夕刻の横浜美術館に咲くシモクレンの花は、妖艶な美しさがあります。

《モクレン属シモクレン紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliifloraの花写真・花観察地図》

横浜アメリカ山公園に咲くシモクレンの花写真（撮影2013.3.28）

　横浜アメリカ山公園を花散歩していると、花弁が細く花弁の両面が紫色の品種のシモクレンの花が咲いていました（撮影2013.3.28）。シモクレンにも様々な品種があるようです。アメリカ山公園に咲くシモクレンの花は横浜マリンタワーを背景に咲いていました。

京都府宇治橋近くに稔るモクレンの実写真（撮影2005.9.25）

　シモクレンは花期後、秋に長さ7～10cm程の赤紫色の聚合果（Compound fruit）を付けます。秋に京都宇治市にある宇治平等院から宇治興聖寺琴坂付近を花散歩していると、京阪宇治駅近くの街路樹のシモクレンの木に実（Compound fruit）が稔っていました（撮影2005.9.25）。シモクレンの実はめったに見ることができないので、シモクレンの実を発見したときはとてもうれしかったです。

　早春に横浜元町から元町公園に向けて花散歩していると、シモクレンの花が枝先に咲いていました（撮影2009.3.21）。シモクレンの花は花弁の外側が紫色で内側が薄い紫色です。シモクレンの花弁が少しよじれて、内側の薄い紫色が見えるのもおしゃれですね。

　早春に横須賀馬堀海岸を花散歩していると、つぼみが開き始めたシモクレンの花がありました（撮影2013.3.23）。シモクレンは暖かくなると、春一番に開花する花です。つぼみのシモクレンは、これから始まる春を祝福しているようです。皆様もシモクレンの花を眺めて、春の花散歩を楽しめると良いですね。

《シモクレン紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliifloraの花写真アルバム・花観察地図》

横浜山手ブラフ99ガーデンに咲くシモクレン花写真（撮影2016.3.21）

北京市恭王府門前に咲くシモクレン花写真（撮影2013.4.23）

アメリカ山花公園に咲くシモクレンの花と黄緑色の若葉もきれい

横浜クイーンズスクエアに咲くシモクレン花写真（撮影2011.4.25）

横浜クイーンズスクエアに咲くシモクレンの花はオフィスの人気者です

　モクレン科モクレン属シモクレン（紫木蓮Mulan Magnolia Magnolia liliiflora）は中国の山間部原産の美しい植物です。シモクレンの紫色で上品な花は、日本、中国をはじめ世界中で愛され親しまれている花です。シモクレンの花は春の花散歩には欠かせない植物です。同じモクレン科のハクモクレンと同じ部分と異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったシモクレンの花写真が、一枚でもあれば幸いです。

　シモクレン花散歩楽しんでもらえたでしょうか？シモクレン（紫木蓮）の紫色で気品のある花は、春の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手にシモクレン花散歩を楽しんでください。シモクレン花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、シモクレンの花、実が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらハナカイドウ花散歩も眺めていってください。