デンドロビウム花散歩

デンドロビウムの花は気軽に楽しめる着生蘭・デンドロビウムの花は早春の花散歩の楽しみ

　ラン科セッコク属デンドロビウム（石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile　他）は東アジアが原産の単子葉、常緑、多年草です。デンドロビウムの花はラン科特有の花で、花弁6（外花被片3、内花被片3）です。デンドロビウムの花は内花被片3が発達し、特に唇弁が大きく前方に突きだしているのが特徴です。デンドロビウムをデンドロビウム花写真、デンドロビウム花観察地図、デンドロビウム花情報でお楽しみ下さい。

★ラン科セッコク属デンドロビウム石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile 花写真・花観察地図★

羽田空港第1ターミナル到着ロビーに咲くデンドロビウム・ノビル花写真（撮影2015.1.3）

　ラン科セッコク属デンドロビウム（石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile　他）は東アジアが原産の単子葉、常緑、多年草です。正月に羽田空港第1ターミナルの到着ロビーを訪問すると、デンドロビウム・ノビルDendrobium nobileの花が咲いていました（撮影2015.1.3）。日本ではデンドロビウムと言うと、デンドロビウム・ノビルを指す場合が多いようです。羽田空港第1ターミナル到着ロビーに咲くデンドロビウム・ノビルの花は、正月の飾りにふさわしい華やかさを持っていました。

鎌倉海蔵寺に咲く白色のデンドロビウム花写真（撮影2014.5.11）

　デンドロビウム（石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile　他）の花色は紫色、白色、赤色、黄色、紅色、オレンジ色などで様々な花色を楽しめる蘭です。デンドロビウムの花はラン科特有の花で、花弁6（外花被片3、内花被片3）です。デンドロビウムの花は内花被片3が発達し、特に唇弁が大きく前方に突きだしているのが特徴です。初夏に鎌倉海蔵寺を訪問すると、露地栽培の白色のデンドロビウム（石斛セッコクDendrobium moniliforme）の花が咲いていました（撮影2014.5.11）。鎌倉海蔵寺に咲く白色のデンドロビウムの花は、涼しげでした。

羽田空港第2ターミナルに咲く薄紅色のデンドロビウム花写真（撮影2015.12.27）

　デンドロビウム（石斛蘭）はラン科セッコク属ですがセッコク属には、デンドロビウム・ノビルなど1200種程が知られています。デンドロビウムは主に種子、バルブ（偽鱗茎）で増えます。デンドロビウムの美しい花は、早春から春の窓辺や室内を明るく飾ります。暮れに羽田空港第2ターミナル到着ロビーを歩いていると、薄紅色のデンドロビウムの花が咲いていました（撮影2015.12.27）。デンドロビウムは、正月の花飾りにも適しています。

　デンドロビウム（石斛蘭 Dendrobium）は着生蘭ですが、比較的低温にも強く育てやすいランです。デンドロビウムの葉は、太く発達したバルブから互生の葉を付けます。春に北陸の小松空港を訪れると、赤色のデンドロビウムの花が出迎えてくれました（撮影2017.4.25）。

《ラン科セッコク属デンドロビウム石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile の花情報》

植物名	ラン科セッコク属デンドロビウム　漢字石斛蘭　英語 Dendrobium　中国語　石斛蘭
学名	Dendrobium nobile　Dendrobium moniliforme　Dendrobium phalaenopsis　他　約1200種
科名	ラン科　Orchidaceae
属名	セッコク属　Dendrobium
花期	早春　春花　初夏花　秋花　冬花
花色	紫色　白色　赤色　黄色　紅色　オレンジ色　他
原産	東アジア
観察	台湾、沖縄、中国、横浜、東京、鎌倉、京都、オアフ島　他
特徴	ラン科、種子、バルブ（偽鱗茎pseudobulb）で増える、単子葉、常緑、多年草、株分けで増える花期（通年）、花色（紫、白、紅、黄、緑、茶、他）、花弁6（唇弁1、側花弁2、側咢片2、背咢片1）、観賞用、鉢植え、飾り、生け花、漢方薬、正月飾り、他
利用	観賞用、鉢植え、飾り、生け花、漢方薬（石斛）、正月飾り、他
意味	デンドロビウム＝Dendrobium　英語＝Dendrobium　中国語＝石斛蘭属名Dendrobium＝from Latin word 'dendron(tree)+bios(life)'＝ラテン語で「木に生える」の意味種名nobile＝from the Latin word 'nobile' meaning 'noble'＝ラテン語で「高貴な」の意味

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《ラン科セッコク属デンドロビウム石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile の花写真・花観察地図》

横浜山手111番館窓辺に咲くデンドロビウム・ノビル花写真（撮影2014.3.9）

　デンドロビウム（石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile　他）は着生蘭ですが、比較的低温にも強く育てやすいランです。デンドロビウムの葉は、太く発達したバルブから互生の葉を付けます。春に横浜山手111番館を訪問すると、薄紅色のデンドロビウム・ノビルの花が咲いていました（撮影2014.3.9）。横浜山手111番館窓辺に咲くデンドロビウム・ノビルの花は、横浜に春の訪れを告げます。

新宿御苑に咲くデンドロビウム・ノビル花写真（撮影2015.4.24）

　デンドロビウム（石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile　他）の花はラン科特有の花で、花弁6（外花被片3、内花被片3）です。カトレアの花は内花被片3が発達し、特に唇弁が大きく前方に突きだしているのが特徴です。デンドロビウムの花色は様々（紫色　白色　赤色　黄色　紅色　オレンジ色　他）で、特に唇弁が目立つ色模様になったものが多いです。これはデンドロビウムが虫媒花で、甲虫たちに目立つ花模様になっているようです。春に新宿御苑の大温室に訪問すると、デンドロビウム・ノビルDendrobium nobileの大輪の花が咲いていました（撮影2015.4.24）。新宿御苑に咲くデンドロビウム・ノビルの花は、唇弁の中心濃い紫色で周りが黄色く縁どられ、とても目立つ花でした。

《ラン科セッコク属デンドロビウム石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile の花写真・花観察地図》

羽田空港第2ターミナルに咲くデンドロビウム・ノビル花写真（撮影2016.1.11）

　デンドロビウムの属名Dendrobium＝Word 'Dendrobium' is from Latin word meaning 'dendron(tree)+bios(life)'＝ラテン語で「木に生える」の意味です。デンドロビウムは着生蘭で、木の幹などに根を下ろして生えるものが多いからです。本来着生ランであるデンドロビウムは、小さな鉢に植えると育てやすいです。正月過ぎに羽田空港第2ターミナル出発ロビーを歩いていると、唇弁の中心がベージュ色に見えるデンドロビウム・ノビルの花が咲いていました（撮影2016.1.11）。羽田空港第2ターミナルに咲くデンドロビウム・ノビルの花は早春らしい清々しい花でした。

横浜山手ブラフ18番館に咲く白色のデンドロビウム・ノビル花写真（撮影2014.3.9）

　デンドロビウム・ノビルDendrobium nobile の種名nobile＝from the Latin word 'nobile' meaning 'noble'＝ラテン語で「高貴な」の意味です。デンドロビウム・ノビルDendrobium nobileの高貴な花色は世界中の方々から愛されているます。春に横浜山手ブラフ18番館前を花散歩していると、白色のデンドロビウム・ノビルの花が咲いていました（撮影2014.3.9）。横浜山手ブラフ18番館に咲く白色のデンドロビウム・ノビルの花は高貴な花色です。

新宿御苑に咲くデンドロビウム・ノビル花写真（撮影2015.4.24）

　デンドロビウム・ノビルDendrobium nobile は中国にも自生していて、石斛と呼ばれています。中国ではデンドロビウム・ノビルDendrobium nobileを吉祥の花として正月の飾りや、漢方薬（石斛）として利用しています。春に新宿御苑を訪問すると、黄色のデンドロビウム・ノビルの花が咲いていました（撮影2015.4.24）。新宿御苑に咲く黄色いデンドロビウム・ノビルの花は明るく輝いて見えました。

横浜蘭展に出展されたデンドロビウム・ノビル花写真（撮影2015.12.27）

　デンドロビウム・ノビルDendrobium nobile は主に種子、バルブ（偽鱗茎）で増えます。デンドロビウム・ノビルDendrobium nobile はバルブ（偽鱗茎）の株分けで、比較的簡単に増やすことができるので、愛好者が多いランです。初冬に横浜蘭展に訪問すると、花被片の淵が薄紫色のデンドロビウム・ノビルの花が出展されていました（撮影2015.12.27）。

《ラン科セッコク属デンドロビウム石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile の花写真アルバム・花観察地図》

横浜山手111番館窓辺に咲くデンドロビウム・ノビル花写真（撮影撮影2014.3.9）

　横浜山手111番館窓辺に咲く薄紅色のデンドロビウム・ノビルDendrobium nobileの花

羽田空港第1ターミナルに咲くデンドロビウム・ノビル花写真（撮影2015.3.8）

　春の羽田空港第1ターミナルに咲くオレンジ色のデンドロビウム・ノビルの花

メルパルク横浜に咲くデンドロビウム花写真（撮影2013.4.1）

　春のメルパルク横浜に咲く紫色のデンドロビウム・ノビルの花

横浜蘭展に出展された白色のデンドロビウム花写真（撮影2015.12.27）

　横浜蘭展に出展された白色のデンドロビウムDendobiumの花

ホノルルフォスター植物園に咲くデンドロビウム花写真（撮影2005.7.20）

《ラン科セッコク属デンドロビウム石斛蘭 Dendrobium Dendrobium nobile の花写真アルバム・花観察地図》

新宿御苑に咲く唇弁が黄色いデンドロビウム花写真（撮影2015.4.24）

　新宿御苑に咲く唇弁が黄色いデンドロビウム・ノビルの花はスイセンのように見えます

鎌倉海蔵寺に咲く白色のデンドロビウム花写真（撮影2014.5.11）

　初夏の鎌倉海蔵寺に咲く白色のデンドロビウム（セッコクDendrobium moniliforme）の花は涼しげです

暮れの羽田空港第1ターミナル出発ロビーに咲く紫色のデンドロビウム花写真（撮影2015.12.27）

　暮れの羽田空港第1ターミナル出発ロビーに咲く紫色のデンドロビウム・ノビルの花

那覇空港搭乗ゲートに咲く薄紫色のデンファレ花写真（撮影2013.1.28）

　那覇空港到着ゲートに咲く薄紫色のデンファレ（Dendrobium phalaenopsis）の花

羽田空港第2ターミナルに咲くデンドロビウム・ノビル花写真（撮影2013.12.28）

　羽田空港第2ターミナルに咲く紫色のデンドロビウム・ノビルの花

　デンドロビウムの花は様々な品種があり、花色も美しく長い期間咲く、ラン科の植物です。ラン科で1200種もある、デンドロビウムの花のバリエーションは多彩で華やかです。同じラン科のカトレアと同じ部分と、異なる部分を見比べてみるのも良いですね。

　デンドロビウム花散歩を、楽しんでもらえたでしょうか？デンドロビウムの美しい花は、室内や窓辺を華やかに飾ります。様々な色や形状のデンドロビウムの花は、美しく見事です。皆様もこのページの地図を片手に、デンドロビウム花散歩を楽しんでください。デンドロビウム花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、デンドロビウムの花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらシンビジウム花散歩も眺めていってください。