クンシラン花散歩

クンシランのオレンジ色の豪華な花は見事・クンシランの花は初夏の花散歩の楽しみ

　ヒガンバナ科クンシラン属クンシラン（君子蘭Bush lily Clivia miniata）は、南アフリカ、スワジランド原産の植物です。クンシランは単子葉、多年生、草本の植物で、春から初夏に直線状の花茎を伸ばし、赤色、オレンジ色の豪華な花を茎の先端に7～30程咲かせます。クンシランの花はヒガンバナ科特有の花で、花漏斗状、花被片6、雌蕊1、雄蕊6です。クンシランは花期後赤色の実（漿果）を付けます。クンシランの花写真、クンシラン花観察地図、クンシラン花情報でお楽しみ下さい。

《クンシラン属クンシラン君子蘭Bush lily Clivia miniataの花写真・クンシラン花観察地図》

　ヒガンバナ科クンシラン属クンシラン（君子蘭Bush lily Clivia miniata）は、南アフリカ、スワジランド原産の植物です。クンシランは単子葉、多年生、草本の植物で、春から初夏に直線状の花茎を伸ばし、赤色、オレンジ色の大きく豪華な花を茎の先端に7～30程咲かせます。初夏近い頃に鎌倉海蔵寺境内を訪問すると、オレンジ色のクンシランの花が出迎えてくれました（撮影2015.5.4）。

　クンシラン（君子蘭）の花はヒガンバナ科特有の花で、花漏斗状、花被片6、雌蕊1、雄蕊6です。春に横浜吉田町を花散歩していると、街角にクンシランの鉢がたくさん並んで咲いていました。横浜吉田町に咲くクンシランの花は華やかでした（撮影2020.4.30）。

植物名	クンシラン属クンシラン　漢字　君子蘭　英名　Bush lily　中国語　君子兰
学名	Clivia miniata　他
科名	ヒガンバナ科　Amaryllidaceae　ユリ科　Liliaceae
属名	クンシラン属　Clivia
花期	春の花　初夏の花
花色	オレンジ色花（赤色花、黄色花）
原産	南アフリカ、スワジランド
観察地	横浜、鎌倉、東京、横須賀、香川、他
特徴	単子葉、多年生、草本、株分け、種子で増える、根生葉、高さ60cm、葉帯状、葉光沢花期（初夏、春）、花茎直線状、花7～30、花漏斗状、花色（オレンジ、赤、黄）花被片6、雌蕊1、雄蕊6、花期後赤色の実（漿果）
利用	花鉢、庭園（直射日光を好まない）、絵画、
意味	クンシラン＝君子蘭、中国語＝君子兰、英語＝Bush lily（藪のユリ）属名Clivia＝from Latin clivus meaning 'rise'＝古代ラテン語で「登る」の意味種名miniata＝from Latin miniatus meaning 'vermilion'＝古代ラテン語で「朱色」の意味

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《クンシラン属クンシラン君子蘭Bush lily Clivia miniataの花写真・クンシラン花観察地図》

　クンシラン（Bush lily）の花期は春から初夏で、花色はオレンジ色、赤色、黄色などです。クンシランは直射日光を好まないので、鉢植えにして室内の窓辺や通りにも置けます。初夏に横浜八景島の水族館を訪問すると、入り口にクンシランの鉢植えが置かれていました（撮影2016.5.5）。

横浜馬車道の店先に咲くクンシラン花写真（撮影2015.４.29）

　クンシランClivia miniataの原産は南アフリカ、スワジランドなどです。クンシランは一般的に低温高温に弱く、10℃以上30℃以下が適温です。低温の冬場は、鉢を室内に取り込む方が良いでしょう。春に横浜馬車道を花散歩していると、通りに面した店先にオレンジ色のきれいなクンシランの花が咲いていました（撮影2015.４.29）。

《クンシラン属クンシラン君子蘭Bush lily Clivia miniataの花写真・クンシラン花観察地図》

　クンシランClivia miniataはヒガンバナ科の植物ですが、クンシラン属には6種ほど知られていますが、全てアフリカ大陸で発見されています。クンシラン属の属名Clivia＝from Latin clivus meaning 'rise'＝古代ラテン語で「登る」の意味です。春に横浜中華街近くを花散歩していると、鮮やかなオレンジ色のクンシランの花が咲いていました（撮影2020.4.17）。

　クンシラン（君子蘭）の種名はminiata＝from Latin miniatus meaning 'vermilion'＝古代ラテン語で「朱色」の意味です。クンシランの種名の学名は、クンシランの「朱色」の花色を指しているようです。春に東京大塚駅前を花散歩していると、露地植えのクンシランの花が咲いていました（撮影2016.4.8）。東京都心ではクンシランも露地栽培が可能なようです。

横浜浦舟町の街角に咲くクンシラン花写真（撮影2016.4.19）

　クンシラン（君子蘭）は、世界中で好まれ栽培されています。中国でもクンシランは、君子兰と呼ばれ重宝されています。クンシランはヒガンバナ科の植物で一般的にIycorineなどを含み有毒ですが、中国では薬用にも使われているようです。春に横浜浦舟町を花散歩していると、街角に鮮やかな朱色のクンシランの花が咲いていました（撮影2016.4.19）。

横浜市大病院に稔るクンシランの実と花写真（撮影2017.5.9）

　クンシランClivia miniataは、花期後赤色の実（漿果）を付けます。初夏に横浜市大市民医療センター病院の中庭に露地栽培されている、クンシランの赤色の実（漿果）と朱色の花が同時に観察できました（撮影2017.5.9）。横浜市大病院に稔る、クンシランの実も綺麗です。

《クンシラン属クンシラン君子蘭Bush lily Clivia miniataの花写真・クンシラン花観察地図》

　クンシラン（Bush lily）はアフリカが原産で、温暖な気候を好む植物です。クンシランの栽培は一般的には、5℃以上の気温が必要と言われています。夏に松本市中町を花散歩していると、クンシランの花が観察できました。松本市中町に咲くクンシラン花は、小さく可愛らしかったです。

横浜富岡総合公園近くに咲くクンシラン花写真（撮影2020.4.26）

横浜富岡総合公園近くに咲く黄色のクンシランClivia miniata var. citrinaの花も良い

香川県園芸総合センターに咲くクンシラン花写真（撮影2018.4.10）

　クンシラン（君子蘭）は、南アフリカ、スワジランドが原産のオレンジ色（赤色、黄色）の豪華な花です。春から初夏に咲くクンシラン（君子蘭）の豪華な花は世界中の方から親しまれています。クンシランと同じヒガンバナ科のアガパンサスの花と同じ部分と異なる部分を比較してみるのも良いですね。なおこのページで気に入ったクンシラン（君子蘭）の写真が1枚でもあれば光栄です。

　クンシラン（君子蘭）の花とクンシラン花散歩を楽しんでもらえたでしょうか？クンシランの花は春から初夏の庭園を豪華に飾るオレンジ色の豪華な花です。皆様も地図を頼りにクンシラン花散歩を楽しんでください。クンシラン（君子蘭）花散歩を楽しめば、身も心もリフレッシュしそうです。