タイサンボク花散歩

アメリカ合衆国原産のタイサンボクは大きく美しい花と葉を付ける植物・タイサンボクは初夏の花散歩の楽しみ

　モクレン科モクレン属タイサンボク（泰山木Southern magnolia Magnolia grandiflora）はアメリカ合衆国南西部が原産の双子葉、高木、常緑広葉樹です。タイサンボクは成長すると高さ30m程の大木になり、初夏に、枝先に白色（黄色）の大きな花を付けます。タイサンボクの花は直径20cm～30cm程で、花被片は白色（黄色）で9枚、雌蕊多数、雄しべ多数です。タイサンボクは硬い幹が木材として利用価値があり、家具や建材として利用されます。またタイサンボクの花は香りがよく、香料や医薬品、生薬として利用されています。タイサンボクをタイサンボク花葉写真、タイサンボク花葉観察地図、タイサンボク花葉情報でお楽しみ下さい。

《モクレン科モクレン属タイサンボク泰山木Southern magnolia Magnolia grandifloraの花葉写真・花葉観察地図》

横浜アンパンマンミュージアムに咲くタイサンボク花写真（撮影2022.6.09）

　タイサンボク（泰山木）はアメリカ合衆国南西部が原産の双子葉、高木、常緑広葉樹です。タイサンボクは成長すると高さ30m程の大木になり、初夏に、枝先に白色（黄色）の大きな花を付けます。初夏に横浜アンパンマンミュージアム前を花散歩していると、白色のタイサンボクの花が観察できました（撮影2022.6.09）。

横浜山下公園に茂るタイサンボクの木写真（撮影2016.3.28）

　タイサンボク（Southern magnolia）は成長すると高さ30m程の大木になり、樹形も素晴らしいです。タイサンボクはアメリカ合衆国では、大学などのオーナメントツリーとして人気があります。春に横浜山下公園を花散歩していると、常緑のタイサンボクが観察できました（撮影2016.3.28）。タイサンボクの葉は大きく長さ20㎝程で、葉の表面は光沢があります。

羽田空港第１ターミナルに咲くタイサンボク花写真（撮影2015.6.08）

　タイサンボク（Magnolia grandiflora）は成長すると高さ30m程の大木になり、初夏に、枝先に白色（黄色）の大きな花を付けます。タイサンボクの花は直径20cm～30cm程で、花被片は白色（黄色）で9枚、雌蕊多数、雄しべ多数です。初夏に羽田空港第１ターミナルを花散歩していると、タイサンボクの花が観察できました（撮影2015.6.08）。。

《モクレン科モクレン属タイサンボク泰山木Southern magnolia Magnolia grandifloraの花葉情報》　　

植物名	モクレン属タイサンボク　漢字　泰山木、大盞木　英語　Southern magnolia　中国語　荷花玉兰
学名	Magnolia grandiflora　他
科名	モクレン科　Magnoliaceae
属名	モクレン属　Magnolia
花期	春の花　初夏花
花色	白色花、黄色花
原産	アメリカ合衆国南西部（バージニアからフロリダ）
観察地	東京都、横浜、鎌倉、横須賀、他
特徴	双子葉、常緑広葉樹、高木、モクレン科、種子、挿木で増える、アメリカ合衆国原産、花長20～30cm、樹高約30m、葉は互生、卵形、花は白色、花被片9、雌しべ多数、雄しべ多数が螺旋状、花期後実（袋果）ができる、日当たりの良い場所を好む、
利用	観賞用、庭木、建材、家具、香料、医薬品、漢方薬、他
意味	タイサンボク＝泰山木＝大盞木（大きな杯状の花）、Southern magnolia＝南部地方のモクレン属名Magnolia＝named after French botanist Pierre Magnol＝フランスの植物学者「Pierre Magnol」より種名grandiflora＝from Latin meaning 'large flowers'＝古代ラテン語で「大きな花」の意味

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《モクレン科モクレン属タイサンボク泰山木Southern magnolia Magnolia grandifloraの花葉写真・花葉観察地図》

横浜臨港パークに咲くタイサンボク花と花蕾写真（撮影2013.5.23）

　タイサンボク（大盞木）は硬い幹が木材として利用価値があり、家具や建材として利用されます。またタイサンボクの日本名は大盞木などですが、タイサンボク＝泰山木＝大盞木（大きな杯状の花）を表しています。初夏に横浜臨港パークを花散歩していると、タイサンボクの大きな杯状の花が横浜ベイブリッジを背景に咲いているのが観察できました（撮影2013.5.23）。

横浜ベイサイドに咲くタイサンボク花写真（撮影2020.6.17）

　モクレン科のタイサンボク（Southern magnolia）の花は、同じモクレン科のハクモクレンと花の形が似ています。タイサンボクの花は直径20cm～30cm程で、花被片は白色（黄色）で9枚、雌蕊多数、雄しべ多数です。初夏に横浜ベイサイドを花散歩していると、ハクモクレンの花によく似たタイサンボクの花が観察できました（撮影2020.6.17）。

《モクレン科モクレン属タイサンボク泰山木Southern magnolia Magnolia grandifloraの花葉写真・花葉観察地図》

　タイサンボク（Magnolia grandiflora）はモクレン科モクレン属の植物ですが、モクレン属の植物は世界中に210～340種程が知られています。モクレン属の属名Magnolia＝named after French botanist Pierre Magnol＝フランスの植物学者「Pierre Magnol」より付けられています。初夏に横須賀上町を花散歩していると、開けかけたタイサンボクの花が観察できました（撮影2009.6.04）。

　タイサンボク（大盞木）の花は完全に開花すると杯（さかずき）状に横に広がって咲きます。タイサンボクの花は花開くと直径30㎝程に広がって咲きます。初夏に山下公園を花散歩していると、完全に開いた杯状のタイサンボクの花が観察できました（撮影2013.5.29）。

横浜アンパンマンミュージアムに咲くタイサンボク花写真（撮影2022.6.09）

　タイサンボク（泰山木）の種名はgrandiflora＝from Latin meaning 'large flowers'＝古代ラテン語で「大きな花」の意味です。初夏にアンパンマンミュージアムを花散歩していると、タイサンボクの「大きな花」が観察できました（撮影2022.6.09）。

横浜港の見える丘公園に咲くタイサンボク花写真（撮影2016.6.07）

　タイサンボク（Southern magnolia）の花は香りがよく、世界中で香料や医薬品、生薬として利用されています。初夏に横浜港の見える丘公園を花散歩していると、白色にタイサンボクの大きな花が花開いていました（撮影2016.6.07）。

横浜山手ベーリックホールに咲くタイサンボク花写真（撮影2013.6.24）

　タイサンボク（Magnolia grandiflora）は日当たりを好み花期後モクレン科特有の多数の袋果が集まって長さ 8～12 cm程の楕円形の集合果を形成します。袋果は熟すと赤色の2個の種子を形成します。初夏に横浜山手ベーリックホールを花散歩していると、タイサンボクの花が変色して中心部に多数の袋果が集まって長さ 8～12 cm程の楕円形の集合果を形成しているのが観察できました（撮影2013.6.24）。

《モクレン科モクレン属タイサンボク泰山木Southern magnolia Magnolia grandifloraの花葉写真・花葉観察地図》

羽田空港第１ターミナルに咲くタイサンボク花写真（撮影2013.6.11）

飾りつけに利用されるタイサンボク花写真（撮影2014.12.06）

横浜臨港パークに咲くタイサンボク花と花蕾写真（撮影2013.5.23）

　モクレン科モクレン属タイサンボク（泰山木Southern magnolia Magnolia grandiflora）はアメリカ合衆国南西部が原産の香りの良い大きな花を付ける植物です。タイサンボクは硬い幹が木材として利用価値があり、香りの良い大きな花と葉は香料や医薬品、漢方薬としても利用されています。同じモクレン科のシモクレンと同じ部分と異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったタイサンボクの花葉写真が、一枚でもあれば幸いです。

　タイサンボク花葉散歩を、楽しんでもらえたでしょうか？タイサンボクの大木と美しい花と葉は、四季の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手に、タイサンボク花葉散歩を楽しんでください。タイサンボク花葉散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、タイサンボクの花葉が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらハナカイドウ花散歩も眺めていってください。