フレンチラベンダー花散歩

フレンチラベンダーの紫色の花は庭園を飾ります・香りの良いフレンチラベンダーは初夏の花散歩の楽しみ

　シソ科ラベンダー属フレンチラベンダー（仏蘭西薫衣草French lavender Lavandula stoechas）はヨーロッパ、西アジアが原産の双子葉、常緑、小低木です。フレンチラベンダーの樹高は30cm～100cmで、上向きに伸びる枝から多数の針状の葉を茂らせます。フレンチラベンダーの花はシソ科特有の唇状の合弁花で、花弁は5裂しています。フレンチラベンダーの花冠は2唇形で上唇2裂、下唇3裂しています。雌蕊の下の子房は4裂し、雄蕊は4です。フレンチラベンダーをフレンチラベンダー花写真、フレンチラベンダー花観察地図、フレンチラベンダー花情報でお楽しみ下さい。

《シソ科ラベンダー属フレンチラベンダー仏蘭西薫衣草French lavender Lavandula stoechas花写真・花観察地図》

横浜山下公園インド水塔前に咲くフレンチラベンダー花写真（撮影2018.4.24）

　シソ科ラベンダー属フレンチラベンダー（仏蘭西薫衣草French lavender Lavandula stoechas）はヨーロッパ、西アジアが原産の双子葉、常緑、小低木です。フレンチラベンダーは水はけが良く、日当たりの良い環境を好みます。フレンチラベンダーは暑さ寒さに比較的強く、日本では常緑で冬を越します。春に横浜山下公園にあるインド水塔前を花散歩していると、フレンチラベンダーの花が咲き始めていました（撮影2018.4.24）。

赤レンガパークに咲くフレンチラベンダー花写真（撮影2017.4.14）

　フレンチラベンダーLavandula stoechasは春から初夏に花茎を伸ばし長さ5cm程の花穂を付け、花穂に多数の花が集まっています。フレンチラベンダーの花は、花穂の頂部にウサギの耳のような紫色の苞を付けるのが特徴です。春に横浜赤レンガパークを花散歩していると、花穂の頂部にウサギの耳のような紫色の苞を付けたフレンチラベンダーの花が、春の陽に輝いて見えました（撮影2017.4.14）。

横浜新港中央広場に咲くフレンチラベンダー花写真（撮影2020.4.17）

　フレンチラベンダー（仏蘭西薫衣草）の花はシソ科特有の唇状の合弁花で、花弁は5裂しています。フレンチラベンダーは長さ3cm程の花穂に、多数の濃い紫色の小花（4～8㎜）が集まっています。フレンチラベンダーの花冠は2唇形で上唇2裂、下唇3裂しています。雌蕊の下の子房は4裂し、雄蕊は4です。春に横浜新港中央広場を花散歩していると、3cm程の花穂に、多数の濃い紫色の小花を付けたフレンチラベンダーの花が観察できました（撮影2014.4.21）。

馬堀海岸に咲く白色の苞を付けたフレンチラベンダー花写真（撮影2014.4.25）

　フレンチラベンダー（French lavender）の花は、花穂の頂部にウサギの耳のような紫色の苞を付けるのが特徴ですが、稀に白色の苞を付けるものもあります。春に馬堀海岸を花散歩していると、白色の苞を付けたフレンチラベンダーの花が観察できました（撮影2014.4.25）。馬堀海岸に咲く白色の苞を付けたフレンチラベンダーの2cm程の花穂に付いた、多数の小花（合弁5裂）の花色は、美しい青紫色でした。

横浜ベイサイドパークに咲くフレンチラベンダー花写真（撮影2021.3.30）

　フレンチラベンダーLavandula stoechasの花期は早春から初夏頃で、花穂の花色は紫色、白色などです。フレンチラベンダーの本来の花はシソ科特有の唇状の合弁花の小花（4～8㎜）で、花弁は5裂しています。フレンチラベンダーの小花の花色は濃い紫色、薄紫色、青紫色などです。春に横浜ベイサイドパークを花散歩していると、紫色のウサギの耳の様な可愛らしい花穂で濃い紫色の小花を付けたフレンチラベンダーが観察できました（撮影2021.3.30）。

《シソ科ラベンダー属フレンチラベンダー仏蘭西薫衣草French lavender Lavandula stoechasの花情報》

植物名	フレンチラベンダー　漢字　仏蘭西薫衣草英語　French lavender 　中国語　法国薫衣草
学名	Lavandula stoechas　他
科名	シソ科　Lamiaceae
属名	ラベンダー属　Lavandula
花期	初夏の花　夏の花
花色	紫色花
原産	ヨーロッパ、西アジア（日当たりの良い草地、岩場）
観察	横浜市、鎌倉市、横須賀市、東京都、長野県、北海道、北京市、大阪、天津市、台北市　他
特徴	双子葉、常緑、小低木、シソ科、ラベンダー属、種子、株分けで増える、樹高30cm～100cm 葉は針状、花期春、初夏、花色紫色、藍色、香りが良い、花穂の頂部に紫色（白色）の苞、合弁花唇状花、花弁5裂、雄蕊4、果実4裂（種子各1）、葉は対生、
利用	観賞用、庭園、切り花、香水、食用、薬用、蜂蜜採取、医薬品、化粧品
意味	フレンチラベンダー＝French lavender、Spanish lavender（地中海沿岸が原産）属名Lavandula＝Latin word lavare meaning "to wash"（ラテン語で洗うの意味）種名stoechas＝Latin word stoechas meaning "light gray"（ラテン語で薄い灰色の意味）

サイト内の検索は下のカスタム検索を利用ください（例：シソ科）

《シソ科ラベンダー属フレンチラベンダー仏蘭西薫衣草French lavender Lavandula stoechas花写真・花観察地図》

フレンチラベンダーの花穂頂部の紫色の苞写真（撮影2013.5.1）

　シソ科ラベンダー属フレンチラベンダー（仏蘭西薫衣草French lavender Lavandula stoechas）はヨーロッパ、西アジアが原産の植物です。フレンチラベンダーは、比較的寒さ暑さに強く日本の気候にも適しているので、栽培も容易です。レンチラベンダーは常緑の小低木（樹高30cm～100cm）で、春に上向きに伸びた枝いっぱいに針状の葉を上向きに付けます。フレンチラベンダーは春から初夏に花茎の先に5cm程の花穂を付け、花穂の頂部に紫色のウサギの耳のような苞（ほう）を付けます。初夏が近い頃に港の見える丘公園を花散歩していると、花穂の頂部に薄紫色の苞をつけたフレンチラベンダーの花がたくさん咲いていました（撮影2013.5.1）。フレンチラベンダーの薄紫色の花飾りはとても綺麗です。

横浜公園の噴水前に咲くフレンチラベンダーの花写真（撮影2013.5.6）

　フレンチラベンダーLavandula stoechasの花穂の頂部にある薄紫色の苞はとても美しいですが、本当の花は花穂の中にあります。フレンチラベンダーの花茎の先にある5cm程の花穂を良く見ると、濃い紫色の小さな花が縦に並んでいるのが分かります。フレンチラベンダーの花はシソ科特有の唇状の合弁花で、花弁は5裂しています。フレンチラベンダーの濃い紫色（藍色）の唇状の合弁花は、小さいですがとても綺麗です。初夏に横浜公園の噴水前を花散歩していると、フレンチラベンダーの紫色花穂が空を目指しているように見えました（撮影2013.5.6）。

《シソ科ラベンダー属フレンチラベンダー仏蘭西薫衣草French lavender Lavandula stoechas花写真・花観察地図》

横浜市イギリス館前に咲くフレンチラベンダーの花写真（撮影2013.5.27）

　初夏に横浜市イギリス館前を花散歩していると、フレンチラベンダーの花がちょうど見ごろでした（撮影2013.5.27）。フレンチラベンダーの濃い紫色（藍色）の唇状の合弁花も良く開いて見えます。フレンチラベンダーの唇状の合弁花が5裂しているのが良く分かります。この頃フレンチラベンダーの香りも強くなります。フレンチラベンダーの花は香りが良く香水として使われる他、入浴剤、芳香剤、食用、薬用、医薬品、蜂蜜採取などにも使われ世界中で親しまれています。

横浜アメリカ山公園に咲くフレンチラベンダーの花写真（撮影2013.4.1）　

　春にアメリカ山公園を花散歩していると、フレンチラベンダーの花が咲きだしていました（撮影2013.4.1）。咲き始めのフレンチラベンダーの花も綺麗ですね。この頃のフレンチラベンダーの花は、なんだかとてもおとなしそうです。

初夏の日差しを浴びて元気良く咲くフレンチラベンダーの花写真（撮影2013.5.6）

　初夏に横浜アメリカ山公園を花散歩していると、フレンチラベンダーの花が元気良く咲いていました（撮影2013.5.6）。フレンチラベンダーの株は約100cmほどに育っています。同じ場所で撮影したフレンチラベンダーの花ですが、ずいぶん雰囲気が変わります。こんな違いを見つけるのも、フレンチラベンダー花散歩の楽しみです。もちろんフレンチラベンダーの香りも、時期により異なります。

フランス山入り口に咲く白色の苞のフレンチラベンダーの花写真（撮影2013.3.28）

　港の見える丘公園内にフランス山と呼ばれる場所があります。フランス山は旧フランス領事館邸のあった場所です。フランス山を花散歩していると、フランス山入り口に、白色に近い苞のフレンチラベンダーの花が咲いていました（撮影2013.3.28）。フランス山入り口に咲く白色に近い苞のフレンチラベンダーの花は、良く見ると唇状の合弁花が薄紫色です。フレンチラベンダーの花も様々な個性があるのですね。

大仏次郎記念館を背景に咲くラベンダー色のフレンチラベンダー写真（撮影2009.5.9）

　初夏に港の見える丘公園を花散歩していると、大仏次郎記念館近くにフレンチラベンダーの花がラベンダー色の輝くように咲いていました（撮影2009.5.9）。フレンチラベンダーの花は香水などの香料を取るだけでなく、医薬品や沐浴などにも使用されます。フレンチラベンダーを眺めながら花散歩して、香りも楽しめたら良いですね。

《ラベンダー属フレンチラベンダー仏蘭西薫衣草French lavender Lavandula stoechas花写真アルバム》

白色の苞を付けたフレンチラベンダー花写真（撮影2015.4.17）

白色の苞を付けた馬堀海岸に咲くフレンチラベンダーの花は可愛らしい

大阪中之島公園に咲くフレンチラベンダーの花と大阪市公会堂写真（撮影2014.5.1）

大阪中之島公園に咲くフレンチラベンダーの花と大阪市公会堂は良く似合う

大阪北浜に咲く赤紫色のフレンチラベンダー花写真（撮影2014.4.30）

大阪北浜に咲く赤紫色のフレンチラベンダーの花色もきれい

横浜グランモール公園に咲く濃い紫色のフレンチラベンダー花写真（撮影2016.5.7）

横浜グランモール公園に咲く濃い紫色のフレンチラベンダーの花色も豪華

港の見える丘公園に咲くフレンチラベンダー花写真（撮影2014.5.6）

港の見える丘公園に咲くフレンチラベンダーの花は見事です

　シソ科ラベンダー属フレンチラベンダー（仏蘭西薫衣草French lavender Lavandula stoechas）はヨーロッパ、西アジア原産の植物です。フレンチラベンダーの豪華で香り高い花は、初夏から夏の庭園を豪華に飾ります。フレンチラベンダーの花は初夏から夏の花散歩には、欠かせない植物です。同じシソ科のラベンダー、レースラベンダーの花と同じ部分と、異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったフレンチラベンダーの花写真が、一枚でもあれば幸いです。

　フレンチラベンダー花散歩楽しんでもらえたでしょうか？フレンチラベンダーの香り高く上品な花は、初夏から夏の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手にフレンチラベンダー花散歩を楽しんでください。フレンチラベンダー花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。またフレンチラベンダーは、香料、医薬品としても古代から世界中で活用されています。なお資料写真の背景がボケていますが、フレンチラベンダーの花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらバラ花散歩も眺めていってください。