イソトマ花散歩

イソトマはオーストラリア原産のキキョウ科の植物・イソトマの涼しげな花は初夏から秋の涼風に揺れます

　キキョウ科キキョウ属イソトマ（同弁草Rock Isotome Isotoma axillaris）は、オーストラリアが原産の植物で、双子葉多年生植物です。イソトマは原産地では乾燥した岩場に茂り、初夏から秋に5弁の星形の涼しげな花を咲かせます。イソトマの花色は紫色、青色、白色などでキキョウ科特有の花構造でがく片5、花弁5、雄蕊5、子房下位2室です。イソトマの涼しげな花は世界中で愛されています。イソトマの花を写真、イソトマの花散歩地図、イソトマの花情報でお楽しみ下さい。

《キキョウ科キキョウ属イソトマ同弁草Rock Isotome Isotoma axillaris花写真・花観察地図》

　キキョウ科キキョウ属イソトマ（同弁草Rock Isotome Isotoma axillaris）は、オーストラリアが原産の植物で、双子葉多年生植物です。イソトマは原産地では乾燥した岩場に茂り、初夏から秋に5弁の星形の涼しげな花を咲かせます。夏に横浜公園を花散歩していると、イソトマの涼しげな花が咲いていました（撮影2019.7.8）。

アメリカ山公園に咲く青色のイソトマ花写真（撮影2015.5.19）

　イソトマ（Isotoma axillaris）の花色は紫色、青色、白色などでキキョウ科特有の花構造でがく片5、花弁5、雄蕊5、子房下位2室です。イソトマの涼しげな花は、世界中で愛されています。初夏に横浜山手にあるアメリカ山公園を花散歩していると、青色のイソトマの花が涼しげに咲いていました（撮影2015.5.19）。

《キキョウ科キキョウ属イソトマ同弁草Rock Isotome Isotoma axillarisの花情報》　

植物名	キキョウ属イソトマ　英名　Rock Isotome　漢字　同弁草　中国語　同瓣草
学名	Isotoma axillaris　他
科名	キキョウ科
属名	キキョウ属　Platycodon
花期	秋の花　夏の花
花色	紫色花　青色花　白色花
原産	オーストラリア（クイーンズランド、ビクトリア）乾燥地の岩場
観察地	横浜、東京、鎌倉、長野、　他
特徴	双子葉、多年生、草本、高さ50cm、日照、乾燥を好む、主に種子で増える、葉は深く切れ込む花期（夏、秋）、蕾鐘状、花5裂の合弁花、花色（青色、白色、水色、藍色）がく片5、花弁5、雄蕊5、雌蕊1、子房2室、子房下位、花期後実（蒴果）
利用	観賞用、庭園、鉢植え、公園、
意味	イソトマ＝Isotome　中国語＝同瓣草（花被片の構造から）属名Isotoma＝from Greek 'isos(equal)' + 'tomos(cutting)'referring to equally cut corolla lobes 種名axillaris＝from Latin meaning 'of an axil'＝ラテン語で「車軸」の意味（花の様子から）

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《キキョウ科キキョウ属イソトマ同弁草Rock Isotome Isotoma axillaris花写真・花観察地図》

　オーストラリアの乾燥地帯の岩場が原産のイソトマは高さ30～50cm程で、葉は深く切れ込んでいます。イソトマは乾燥に強く、アスファルトの間の様な過酷な環境でも生育できます。初秋に鎌倉小町通を花散歩していると、強い日差しの中でイソトマの花が元気に咲いていました（撮影2014.9.14）。

　イソトマ属の植物は、オセアニア、インド、中国などで約12種程が知られています。イソトマ属の属名Isotoma＝from Greek 'isos(equal)' + 'tomos(cutting)'referring to equally cut corolla lobes＝古代ギリシャ語で「花被片が等しく切れている」という意味で、イソトマの「合弁花被片がきれいに切れている様子」を表しています。初夏に横浜日本大通を花散歩していると、神奈川県庁前に咲くイソトマの花が綺麗に平に並んで咲いている様子が観察できました（撮影2017.5.11）。

《キキョウ科キキョウ属イソトマ同弁草Rock Isotome Isotoma axillaris花写真・花観察地図》

　イソトマの種名axillaris＝from Latin meaning 'of an axil'＝古代ラテン語で「車軸」の意味です。これはイソトマの合弁花被片の基部が長く、車軸のように見えることから来ています。初夏に横浜山下公園を花散歩していると、水色のイソトマの合弁花被片の基部が長く、車軸のように見える様子が観察できました（撮影2011.5.10）。

　イソトマ（Isotoma axillaris）は乾燥地帯の岩場が原産の為、日照が必要です。イソトマは日照の多い花壇や、鉢植えに適しています。初夏に横浜山下公園で行われる花壇展を見学していると、一面に植えこまれたイソトマの花が見事でした。初夏に咲く薄青色のイソトマの花は、涼しげに見えます。

　イソトマ（Isotoma axillaris）の花色は紫色、青色、薄紅色、白色などで様々な色を楽しむことができます。梅雨の晴れ間に横浜新港中央広場を花散歩していると、薄紅色のイソトマの花が咲いていました（撮影2015.6.14）。

　イソトマはキキョウ科の植物で、花弁が合弁で5裂しているのが特徴です。キキョウ科の植物は涼しげに見えるものが多いですが、イソトマの花も涼しげに見えます。初夏に横浜市役所前に咲く、青紫色のイソトマの花も涼しげに見えました。

《キキョウ科キキョウ属イソトマ同弁草Rock Isotome Isotoma axillaris花写真・花観察地図》

横浜アメリカ山公園に咲くイソトマ花写真（撮影2012.7.13）

《キキョウ科キキョウ属イソトマ同弁草Rock Isotome Isotoma axillaris花写真アルバム・花観察地図》

　秋の新港中央広場に咲くイソトマの花は横浜赤レンガ倉庫を明るく飾ります

夕刻の新港中央広場に咲くイソトマ花写真（撮影2014.7.28）

横浜山手アメリカ山公園に咲くイソトマ花色は素晴らしいです

　キキョウ科キキョウ属イソトマ（同弁草Rock Isotome Isotoma axillaris）は、オーストラリアが原産のキキョウ科の植物です。イソトマはまだあまり有名ではありませんが、涼しげな花色は初夏から秋の花散歩の楽しみです。このページのイソトマの花写真で、皆様が1枚でも気に入った写真があれば光栄です。

　キキョウ科キキョウ属イソトマ（同弁草Rock Isotome Isotoma axillaris）花散歩を、楽しんでもらえたでしょうか？涼風に揺れるイソトマの花は、初夏から秋の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を頼りに、イソトマ花散歩を楽しんでください。爽やかな秋空を見ながらイソトマ花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、イソトマの花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったら同じキキョウ科のイワギキョウ、キキョウも眺めていってください。