アゲラタム花散歩

初夏から秋の庭園、街路を紫色の美しい花で飾るアゲラタム・アゲラタムの花は紫色の絵筆の様な花です

　キク科アゲラタム属アゲラタム（紫藿香薊Mexican paintbrush Ageratum houstonianum）はメキシコが原産の高さ30～70cm程の双子葉、多年生（1年生）、草本です。アゲラタムは主に種子、挿し芽で増えます。アゲラタムの葉は基部は対生、上部はわずかに互生しています。アゲラタムの花はキク科特有の管状花で、花色は青紫色、白色、ピンク色などです。アゲラタムの花は花被片5、雌蕊1（柱頭長く2裂）、雄蕊5です。アゲラタムの紫色の絵筆のように可愛らしい花は初夏から秋の庭園や道端を美しく飾ります。アゲラタムをアゲラタム花写真、アゲラタム花観察地図、アゲラタム花情報でお楽しみ下さい。

《キク科アゲラタム属ホウストニアヌムMexican paintbrush Ageratum houstonianum花写真・花観察地図》

横浜港の見える丘公園に咲くアゲラタム花写真（撮影2012.6.8）

　キク科アゲラタム属アゲラタム（Mexican paintbrush）はメキシコが原産の高さ30～70cm程の双子葉、多年生（1年生）、草本です。アゲラタムの花はキク科特有の管状花で、花色は紫色、白色、ピンク色などです。初夏に横浜港の見える丘公園を花散歩していると、紫色のアゲラタムの花が咲いていました（撮影2012.6.8）。横浜港の見える丘公園に咲くアゲラタムの花は、紫色の絵筆の様な可愛らしい花です。

山下公園の花壇に咲く紫色のアゲラタム花写真（撮影2020.7.22）

　アゲラタム（Ageratum houstonianum）の花はキク科特有の管状花で、花は花被片5、雌蕊1（柱頭長く2裂）、雄蕊5です。アゲラタムの紫色の絵筆のように可愛らしい花は春から秋の庭園や道端を美しく飾ります。夏に横浜山下公園を花散歩していると、花壇に咲く紫色のアゲラタムの花が豪華客船を背景に咲いていました（撮影2020.7.22）。

夏の東京夢の島熱帯植物館に咲くアゲラタム花写真（撮影2019.7.26）

　アゲラタム（Ageratum houstonianum）は、日本ではムラサキカッコウアザミ（紫藿香薊）とも呼ばれます。アゲラタムの花はアザミの花やタムラソウの花に似ていますが、棘がなく柔らかで優しい花です。アゲラタムは英語でMexican paintbrush（メキシコの絵筆）と呼ばれていますが、絵筆の様にも見えます。夏の東京夢の島熱帯植物館を花散歩していると、紫色の絵筆のようなアゲラタムの花が観察できました（撮影2019.7.26）。

《キク科アゲラタム属ホウストニアヌムMexican paintbrush Ageratum houstonianumの花情報》　

植物名	キク科アゲラタム属　漢字　紫藿香薊　英語　Mexican paintbrush　中国語　熊耳草
学名	Ageratum houstonianum　Ageratum conyzoides　他
科名	キク科
属名	アゲラタム属　Ageratum
花期	春花　初夏花　夏の花　初秋花　秋の花
花色	紫色花　白色花
原産	中米（メキシコ）　他
観察	横浜市　横須賀市　鎌倉市　長野県　京都市　奈良県　東京都　他
特徴	双子葉、多年生、草本、キク科、種子、挿し芽で増える、高さ30～70cm、葉倒卵形、葉対生花期初夏～秋、花色（紫色、白色）、頭状花、筒状花、花被片5、雌蕊1（柱頭長く2裂）、雄蕊5 種子痩果（黒）、観賞用、庭園、鉢植え、漢方薬（熊耳草）
利用	観賞用、庭園、鉢植え、漢方薬（熊耳草）、
意味	アゲラタム＝Ageratum＝紫藿香薊、英語Mexican paintbrush＝メキシコの絵筆属名Ageratum＝from Greek 'a(non)+geras(aging)' meaning 'non-aging ,long lasting'＝古代ギリシャ語で「年を取らない、終わらない」の意味種名houstonianum＝name from Botanist 'William Houstoun' ＝植物学者Houstounの名から

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《キク科アゲラタム属ホウストニアヌムMexican paintbrush Ageratum houstonianum花写真・花観察地図》

横浜山手の秋の花壇を飾るアゲラタムの紫色の花写真（撮影2012.10.12）

　キク科アゲラタム属アゲラタム（Mexican paintbrush Ageratum houstonianum）はメキシコが原産の高さ30～70cm程の双子葉、多年生（1年生）、草本です。キク科アゲラタム属の植物は40種程が知られていますが、日本ではホウストニアヌムAgeratum houstonianumが良く栽培されています。アゲラタムは主に種子、挿し芽で増えます。アゲラタムの葉は倒卵形で基部は対生、上部はわずかに互生しています。秋に横浜山手を花散歩していると、ゲーテ座前の花壇にアゲラタムの紫色の花が咲いていました（撮影2012.10.12）。アゲラタムAgeratum houstonianumの花は、紫色のかわいらしい絵筆の様な花です。

横浜山下公園に咲く紫色のアゲラタムの花写真（撮影2015.4.15）

　アゲラタムはメキシコが原産の植物で、花色は紫色、白色、ピンク色などです。アゲラタムは英語でMexican paintbrush（メキシコの絵筆）と呼ばれていますが、確かに「紫色の絵筆」の様に見えます。横浜山下公園に咲く紫色のアゲラタムの花は、横浜港に停泊する氷川丸を繊細な絵筆で飾ります（撮影2015.4.15）。

フランス山公園に咲く紫色のアゲラタム花写真（撮影2013.6.9）

　アゲラタムAgeratum houstonianumの花はキク科特有の管状花で、花色は青紫色、白色、ピンク色などです。アゲラタムの花はアザミの花に似ていて花被片5、雌蕊1、雄蕊5です。アゲラタムの紫色の絵筆のように可愛らしい花は夏から秋の庭園や道端を美しく飾ります。初夏に港の見える丘公園のフランス山公園地区（旧フランス領事館跡）を花散歩していると、アゲラタムの紫色の絵筆のように可愛らしい花が、花壇いっぱいに咲いていました（撮影2013.6.9）。アゲラタムAgeratum houstonianumを英語でMexican paintbrush（メキシコの絵筆）と呼んでいますが、その名の通りの可愛らしく美しい花です。

《キク科アゲラタム属ホウストニアヌムMexican paintbrush Ageratum houstonianum花写真・花観察地図》

春に大阪中之島バラ園に蕾を付けたアゲラタムの花写真（撮影2014.4.30）

　アゲラタムの属名Ageratum ＝from Greek 'a(=non)+geras(=aging)' meaning 'non-aging ,long lasting'＝古代ギリシャ語で「年を取らない、終わらない」の意味です。アゲラタム属の植物は40種程が知られていますが、条件が良いと初夏から秋まで花を咲かせ続けます。春の終わりにに大阪中之島公園にあるバラ園を花散歩していると、アゲラタムAgeratum houstonianumの花の蕾がたくさんついていました（撮影2014.4.30）。大阪中之島バラ園に蕾を付けたアゲラタムの花は学名Ageratumの様に、秋までずっと花を咲かせ続けることでしょう。

大阪中之島公園に咲く白色のアゲラタム花写真（撮影2014.5.1）

　アゲラタムAgeratum houstonianumの花色は青紫色、白色、ピンク色などです。アゲラタムの花色は紫色が多いですが、白色やピンク色なども時々観察されます。大阪中之島公園に白色のアゲラタムの花が咲いていました（撮影2014.5.1）。大阪中之島公園に咲く白色のアゲラタムの花はとても清々しく見えました。

山下公園花壇展の花壇に咲く紫色のアゲラタム花写真（撮影2014.5.6）

　アゲラタムの花は花被片5、雌蕊1（柱頭長く2裂）、雄蕊5です。アゲラタムの紫色の絵筆のように可愛らしい花は、夏から秋の庭園や道端を美しく飾ります。アゲラタムの花はキク科特有の管状花でアザミの花に似ていますが、雌蕊の柱頭の先が2裂して長く伸びているのが特徴です。この特徴（柱頭の先が2裂して長い）は、同じキク科のフジバカマやヨツバヒヨドリなどでも見られる特徴です。初夏に横浜山下公園を花散歩していると、花壇展の会場に紫色のアゲラタムの花が並んで咲いていました（撮影2014.5.6）。アゲラタムの花の雌蕊の柱頭が2裂して長く伸びる様子は正にMexican paintbrushの名の通りに見えます。

長野県松本城近くに咲く紫色のアゲラタム花写真（撮影2014.7.23）

　メキシコ原産のアゲラタムAgeratum houstonianumの種名houstonianum＝name from Botanist 'William Houstoun' ＝植物学者Houstounの名から付けられています。スコットランドの植物学者William Houstoun氏は、メキシコや中南米の植物を精力的に採取し種の分類を行いました。アゲラタムAgeratum houstonianumにHoustoun氏の名が付けられているのも理解できます。長野県松本城近くを花散歩していると花壇に紫色のアゲラタムの花が咲いていました（撮影2014.7.23）。長野県松本城近くに咲く紫色のアゲラタム花は、色が濃く真夏でも元気そうに見えました。

《キク科アゲラタム属ホウストニアヌムMexican paintbrush Ageratum houstonianum花写真・花観察地図》

長野県白馬スキージャンプ台近くに咲くアゲラタムの花写真（撮影2013.8.27）

　アゲラタム属の植物は40種程が知られています。アゲラタム属で現在日本で栽培されているのはAgeratum houstonianumがほとんどですが、明治初期に日本に輸入されたAgeratum conyzoidesも一部で見られます。初秋に長野県白馬村八方尾根山麓にある白馬スキージャンプ台近くを花散歩していると、アゲラタムAgeratum conyzoidesと思われる花が咲いていました（撮影2013.8.27）。長野県白馬スキージャンプ台近くに咲くアゲラタムの花は秋を感じさせる花でした。

浅草観音浅草寺境内に咲くアゲラタムの花写真（撮影2014.8.27）

　アゲラタムAgeratumの紫色の絵筆のように可愛らしい花は、初夏から秋の庭園や道端を美しく飾ります。初秋に浅草浅草寺境内を花散歩していると、紫色の絵筆の様に見える可愛らしいアゲラタムの花が咲いていました（撮影2014.8.27）。浅草観音浅草寺境内に咲くアゲラタムの花は、石仏の足元で涼しげに咲いていました。

フランス山バルタール市場遺跡前に咲くアゲラタム花写真（撮影2013.6.7）

　アゲラタムAgeratum houstonianumの紫色の絵筆の様な、可憐で美しい花は世界中で愛されています。初夏から秋にかけて咲くアゲラタムのく美しい花は初夏から秋の花散歩の良き友です。初夏に横浜海岸通りからフランス山公園へ花散歩していると、フランス山バルタール市場遺跡前にラベンダー色のアゲラタムの花が咲いていました（撮影2013.6.7）。初夏から秋まで長い間楽しめるアゲラタムの花は、初夏から秋の花散歩に欠かせない植物ですね。アゲラタムと同じキク科のフジバカマと同じ部分と、異なる部分を観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったアゲラタムの花写真が、一枚でもあれば幸いです。

　アゲラタム花散歩楽しんでもらえたでしょうか？初夏から秋の野辺や街路、庭園を美しく飾るアゲラタムの紫色絵筆の様に可愛らしい花は、初夏から秋の花散歩の楽しみです。皆様もこのページの地図を片手に、アゲラタム花散歩を楽しんでください。アゲラタム花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。またアゲラタムは、世界中で愛されている植物です。なお資料写真の背景がボケていますが、アゲラタムの花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらヤマハハコ花散歩も眺めていってください。