ノースポール花散歩

ノースポールの白く輝く花は春を告げます・ノースポールは冬から春の花散歩の楽しみ

　キク科フランスギク属ノースポール（白晶菊North Pole Leucsnthrmum paludosum）は地中海原産（？）の双子葉、多年草（場所により一年草）植物です。ノースポールは主に種子で増えます。ノースポールの花は2cm～3cmで外側に白い舌状花、中心部に多数の黄色い管状花をつけます。ノースポールの花は温暖な地域では冬の1、2月頃から、多くの地域では春の3月～4月頃に開花します。ノースポールの白く爽やかな花は、世界中で人気があります。ノースポールを花写真、ノースポール花散歩地図、ノースポール花情報でお楽しみ下さい。

《フランスギク属ノースポールNorth Pole Leucsnthrmum paludosumの花写真・花観察地図》

東京隅田公園に咲くノースポールと東京スカイツリー写真（撮影2016.3.29）

　キク科フランスギク属ノースポール（白晶菊North Pole Leucsnthrmum paludosum）は地中海原産の双子葉、多年草（場所により一年草）植物です。ノースポールの花はキク科特有の、白色の舌状花と中心部に多数の黄色い筒状花（管状花）からできています。春に隅田川沿いにある東京隅田公園を花散歩していると、ノースポールの花が見頃でした（撮影2016.3.29）。

　ノースポール（白晶菊）は、主に種子で増えます。ノースポールは秋に種子をまくと、秋から冬の間に互生で羽状の切れ込みのある葉を伸ばし、暖地では冬から早春に高さ15cm～25cmの花茎を伸ばし、白色（中心部黄色）のキク科特有の爽やかな花を咲かせます。真冬の雪の日の翌日に横浜港の見える丘公園を花散歩していると、雪の中で咲くノースポールの花が観察できました（撮影2013.1.16）。

　ノースポール（North Pole）の花はキク科特有の頭状花序の花で、大きさは2cm～3cmで外側に白い舌状花、中心部に多数の黄色い管状花を次々につけます。春に横浜美術館前を花散歩していると、ノースポールの花が見頃でした（撮影2020.4.11）。

《キク科フランスギク属ノースポールNorth Pole Leucsnthrmum paludosumの花情報》

植物名	キク科フランスギク属ノースポール漢字　白晶菊　英語 North Pole 中国語白晶菊
学名	Chrysanthemum paludosum　Leucsnthrmum paludosum　他
科名	キク科　Asteraceae
属名	フランスギク属　Leucanthemum　キク属　Chrysanthemum
花期	温暖地　冬の花　通常　春の花　寒冷地　夏の花
花色	白色花
原産	地中海沿岸原産（？）
観察地	北海道、福島県、京都府、滋賀県、横浜市、鎌倉市、横須賀市、石川県、長野県、天津市　他
特徴	双子葉、多年生（1年生）草本、キク科、高さ15cm～25cm、種子で増える、地中海沿岸原産（？）、葉は互生で、羽状の切れ込み、花はキク科特有の白い舌状花と中心部に多数の黄色い筒状花、虫媒花、耐寒性があるが、高温多湿に弱い、花茎は良く分岐、多数の花を長い期間咲かせる
利用	花壇、植え込み、鑑賞用、鉢植え、公園、他
意味	North Pole＝「北極」を意味する。北海道道東、道北、北ヨーロッパでは古くから道端に見られる属名Leucanthemum＝from Greek leukos (white)+anthemon (flower)＝古代ギリシャ語で「白花」属名Chrysanthemum＝from Greek chrys（golden）+anthemom（flower）＝ギリシャ語で「黄金花」種名paludosum＝from Latin paludosum meaning 'marshy'＝古代ラテン語で「沼地の」意味

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《フランスギク属ノースポールNorth Pole Leucsnthrmum paludosumの花写真・花観察地図》

横浜山下公園に咲くノースポールの花写真（撮影2011.4.19）

　春に横浜山下公園を花散歩していると、水の守護神像前にノースポールの花が咲いていました（撮影2011.4.19）。キク科フランスギク属ノースポール（North Pole Chrysanthemum paludosum）は地中海原産の双子葉、多年草（場所により一年草）植物です。ノースポールの花は直径2cm～3cmの頭状花序でそれほど大きくはありませんが、白く輝くような舌状花は春の明るい日差しに輝きます。

　ノースポール（白晶菊Chrysanthemum paludosum）の属名フランスギク属Leucanthemum＝from Greek leukos (white)+anthemon (flower)＝古代ギリシャ語で「白色花」の意味です。正月（冬）に横浜の伊勢佐木長者町駅前を花散歩していると、大通公園にノースポールの花が咲き出していました（撮影2013.1.6）。ノースポールは寒さに強く、温暖な地域では1月から咲き出します。ノースポールは高さ15cm～25cmほどで、花茎の先端にキク科特有の愛らしい花を咲かせます。ノースポールの花の周辺の白い舌状花と、中心部にある黄色い筒状花が爽やかですね。

《フランスギク属ノースポールNorth Pole Leucsnthrmum paludosumの花写真・花観察地図》

　ノースポール（白晶菊Chrysanthemum paludosum）の種名paludosum＝from Latin paludosum meaning 'marshy'＝古代ラテン語で「沼地の」意味です。ノースポールは北ヨーロッパや北アメリカの湖沼地帯に自生しています。珍しく横浜で雪の積もった翌日（冬）に港の見える丘公園を花散歩していると、雪の中でノースポールの花が咲いていました（撮影2013.1.16）。雪の中で咲くノースポールの花はけなげに見えます。ノースポールは寒さに強く、寒冷地の北海道道東や道北地方でも道端（夏季）に自生して咲いています。ノースポールの原産は地中海沿岸、北アフリカとされていますが、釈然としません。

神奈川県庁前に咲くノースポールの花写真（撮影2012.4.2）

　春に神奈川県庁前の日本大通を花散歩していると、横浜市民から「KING」と呼ばれ親しまれている、古い神奈川県庁舎を背景にノースポールの花が咲いていました（撮影2012.4.2）。ノースポールの花は真冬から咲き出しますが、5月頃まで長い期間楽しめる花です。

下田市民文化会館前にあるカノン砲とノースポールの花写真（撮影2008.3.23）

　伊豆下田市は日本開港の舞台です。下田市は横浜開港に先駆け、日本で最も早く開港した街です。下田の街を歩くと、ここが日本開港の舞台であったことを実感できます。春に下田市民会館前を花散歩していると、1837年製のカノン砲が置かれていました。カノン砲の前にはノースポールの花が咲いていました。ノースポールの花は、南伊豆下田市の明るい日差しに似合う花です。カノン砲の手前には、坂本竜馬の記念碑と唐人お吉の眠る宝福寺があります。

　初夏に中華人民共和国天津市海河沿いを花散歩していると、天津駅前の花壇手前にノースポールの花が咲いていました（撮影2012.5.8）。ノースポールの見ごろは5月頃までですが、寒冷地の北海道や北ヨーロッパ、中国北部では夏が見ごろです。天津市は、1800年代の古い町並みが残るおしゃれな街です。

《フランスギク属ノースポールNorth Pole Leucsnthrmum paludosumの花写真・花観察地図》

ノースポールの花が咲くイタリア山庭園と外交官の家写真（撮影2009.4.11）

　春に横浜山手にあるイタリア山庭園を花散歩していると、外交官の家前の庭にノースポールの花が咲いていました（撮影2009.4.11）。春のノースポールの花壇は、白く輝くように見えます。ノースポールの花が咲く重要文化財の外交官の家もおしゃれに見えます。

横浜大通公園に咲くノースポールの花写真（撮影2012.4.21）

　春にJR根岸線関内駅に近い横浜大通公園を花散歩していると、ノースポールの花が見ごろでした（撮影2012.4.21）。ノースポールの花はあまり大きな花ではありませんが、満開だと華やかに見えます。春の花散歩にノースポールの花は最適な友です。

横浜地方裁判所前に咲くノースポールの花写真（撮影2012.4.2）

　日本で最も古い西洋式大通である日本大通を花散歩していると、横浜地方裁判所前にノースポールの花が咲いていました（撮影2012.4.2）。ノースポールの真っ白な舌状花が、春の日差しの中で輝いて見えます。目に眩しいほどの白さのノースポールの花は爽やかな花です。

《フランスギク属ノースポールNorth Pole Leucsnthrmum paludosumの花写真アルバム・花観察地図》

横浜大通公園に咲くノースポールの花写真（撮影2013.2.4）

横浜赤レンガパークに咲くノースポールの花写真（撮影2013.3.28）

横須賀馬堀海岸に咲くノースポールの花写真（撮影2015.4.3）

春の横須賀馬堀海岸に咲くノースポールの花はソメイヨシノの花に映えます

横浜アメリカ山公園に咲くノースポールの花写真（撮影2014.5.11）

初夏の横浜アメリカ山公園に咲くノースポールの花は陽光に輝きます

金沢城広坂緑地に咲くノースポールの花写真（撮影2017.4.25）

横浜山下公園に咲くノースポールの花写真（撮影2016.5.8）

初夏の横浜山下公園に咲くノースポールの花は豪華客船を美しく飾ります

　キク科フランスギク属ノースポール（North Pole Leucsnthrmum paludosum）は地中海原産の植物です。ノースポールの花は世界中で愛され、親しまれている花です。ノースポールの花は冬から春の花散歩には欠かせない植物です。また、ノースポールはキク科で同科のコスモスの花と同じ部分と異なる部分を、観察してみるのもおもしろいです。このページの中で皆様が気に入ったノースポールの花写真が、一枚でもあれば幸いです。　

　ノースポール花散歩楽しんでもらえたでしょうか？ノースポールの白く爽やかな花は、冬から春の長い期間楽しめる植物です。皆様もこのページの地図を片手にノースポール花散歩を楽しんでください。ノースポール花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。なお資料写真の背景がボケていますが、ノースポールの花が主役ですのでお許し下さい。よろしかったらナノハナ花散歩も眺めていってください。